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画像:アクセンチュア株式会社

パートナーインタビュー

アクセンチュア株式会社

昨今、コンサルティングファームがデザインファームやクリエイティブエージェンシーを 買収したというニュースを目にすることが多くなった。アクセンチュアデジタルも「SMACS」と呼ばれるデジタル・テクノロジー、すなわちソーシャル(Social)、モバイル(Mobile)、アナリティクス(Analytics)、クラウド(Cloud)、センサー(Sensor)をデジタル時代の重要テーマと掲げ、いかに多様なデータを収集し活用するかで企業の競争力強化に取り組んできている。既にアクセンチュア デジタル単体でもグローバルでは3万人と急激に規模を拡大しているという。
デジタル・マーケティングを主軸とした「インタラクティブ」、モバイル活用でビジネスを変革する「モビリティ」、データ分析でビジネスに成果をもたらす「アナリティクス」。日本でも異能な人材を採用し急激に成長してきているというが、実際にはどのようなプロジェクトがあるのか、どんな人材を探しているのか、そして今後のビジョンとは何か?
日本のアクセンチュア デジタルを率いる立花良範氏に話を伺った。

まず、デジタルというのはなかなか分かりづらい領域ですが、どういった依頼を受けることが多いのでしょうか?

【立花】最近特に増えた領域が3つあります。まず、デジタル・マーケティングのようにテクノロジーの進化に対応したマーケティング領域です。

次はIoT領域。市場が立ち上がってきており、コンサルティングだけではなく、アクセンチュアが持っているデータサイエンティストやプラットフォームを活用した共同ビジネスの企画でもニーズが出てきています。
最後はFintech関連のお声がけも増えています。金融関連でのイノベーション創出のようなプロジェクトも増えています。

そういった領域で競合他社と比べた場合どのような強みがありますか?

【立花】海外のコンソーシアムにネットワーキングして、先進事例を日本に展開することができるのはアクセンチュアの強みだと思います。

実際のプロジェクト事例も教えて下さい

【立花】海外と国内の事例にしましょう。まずはグローバルの事例ですがコネクテッドマインと言われるソリューションです。石炭や鉄鉱石などの鉱山で採掘現場の工作機械や作業員にウェアラブルのデバイスやセンサーをつけて、工程の進捗状況を可視化し生産性を向上させ、採掘現場にドローンを飛ばして空撮することで進捗状況の管理や、落石防止の安全管理に利用するサービスを海外で提供しています。

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デジタルプランテーションと言われる林業のお客様向けのソリューションもあります。同じくドローンを飛ばして地表の温度管理、木にセンサーをつけて成長状況を可視化、あとは工場のデジタル化です。アクセンチュアはヨーロッパのエボプロという会社の組込ソフトウェア事業部門をカーブアウトして得た事業部門があり、スマートマニュファクチャリング領域のソリューションを提供しています。

国内でも上記のスマートマニュファクチャリングのソリューションが立ち上がってきています。国内の機械メーカーがIoTに対応していくためのビジネスコンサルティングはもちろんのこと、一緒に営業していくような協業型のコンサルティングも出てきています。

公開出来る実績はありますか?

【立花】実際にはいろいろなプロジェクトがありますが、公開できるのは下記の3つです。

TRAVEL JAPAN Wi-Fi
2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けた訪日外国人の方向けのサービス。「TRAVEL JAPAN Wi-Fi」のアプリをスマートフォンやタブレットにダウンロードし、利用規約に同意することで、全国200,000ヶ所以上にWi-Fiスポットを有する、Wi2のWi-Fiサービスに無償で接続することが可能となります。「TRAVEL JAPAN Wi-Fi」プロジェクトの企業からは、ユーザーの位置情報や時間に基づいて、旅行や観光に役立つおすすめ情報、おすすめサービスや製品、さらにはクーポンやポイント特典等の情報が提供されます。

ファーストリテイリングとの協業
アクセンチュアはCRMやSCMなどのファーストリテイリングの基幹業務システムのクラウドへの移行やEコマースのプラットフォーム構築など、消費者インサイトを得ることのできるオペレーション基盤やIT基盤の構築を支援しています。また、アクセンチュアでは、ファーストリテイリングがアナリティクス、モバイル、クラウドなどのテクノロジーに関する専門家を採用・育成していくための取り組みにも貢献していきます。

横浜市とオープンイノベーション分野での提携協定
この協定におけるアクセンチュアの役割はオープンイノベーションのコーディネートです。NPO(非営利団体)、企業、有識者など業種・業界を越えて人を集め、地域住民が抱えている課題をあぶり出すことと、それに対してICTを使った解決策を提示し、実証実験を通じて事業化していくことです。

競合ファームとの差別化ポイントは何でしょうか?

【立花】自社製品を持つITコンサルティング会社とは逆に、ベンダーフリーで中立的にソリューションを組み立てられることだと思います。
デジタル領域を手掛けている競合ファームとの違いは、上流部分からデリバリー部分までワンストップで提供できる事かと思います。

今欲しいのはどんな人材ですか?

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【立花】専門性を強く持ったデータサイエンティスト、コミュニケーションデザイナー、モバイルエンジニアの能力を組み合わせてソリューションに組み上げて、お客様の経営者にわかりやすく伝えられる人が欲しいです。
アクセンチュア社内での異動による確保も考えていますが、それだけでは足りないので社外からも優秀な人財を積極的に採用したいと思っています。

そのセールスとなると経験者も少ないと思いますが、実際にどのようなご経歴の方を採用されていますか?

【立花】例えばパートナークラスでは某外資系メーカーの社長経験者を採用しています。
基本的にはコンサルティング経験を持ち、インダストリー業界に知見があり、テクノロジーの上流コンサル経験やCRMのコンサル経験者なども対象になると思います。お客様のデジタル領域のニーズとアクセンチュアが持つシーズを組み合わせられることが必要だと思います。

プロフィール

写真:立花 良範

立花 良範 氏
アクセンチュア株式会社
執行役員 デジタル コンサルティング本部 統括本部長

アクセンチュアに入社後、通信・ハイテク業界を中心に多数の大規模SI案件でアーキテクト・プロジェクトマネジメントを経験。マネジング・ディレクター昇進後、IT戦略グループを統括し、さまざまな業界・企業のITビジョン、中期計画策定やエンタープライズアーキテクチャ・デザインを手掛ける。
2015年よりデジタル コンサルティング本部統括として、デジタル・マーケティング、アナリティクス、モバイル、IoTといったテーマで数多くのクライアントのビジネス・イノベーションを支援している。

アクセンチュア・オープンイノベーション・イニシアチブ統括。

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