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さて、ではGBSとして必要な人材の条件とはいかなるものなのだろう? 沼畑氏は即座に「2つのセンスを問いたい」と答えた。
「例えば面接でお会いしたかたに『GBSで何をしたいですか?』と質問すると、『財務会計、管理会計の領域です』というような答がよく返ってきます。私はすぐにまた尋ね返します。『では、今までに会計の業務について、どこまで深掘りして、理解してきましたか?』と。IT、とりわけパッケージについて、これまで深く関わってきた人ならば、単にテクノロジー部分のセンスだけでなく、業務の視点から何を変えることができるか、そうすることでどんな変化が実現するか、という発想も持っていて欲しいのです」
続いて、沼畑氏は「業務のことなら任せてください」というような志望者の例も挙げた。今度は「業務を知っているからには、そこにどんなテクノロジーを加えればいいか、わかるはず」という期待を寄せる。
「技術センスだけ」「業務知識だけ」の人材は要らない、と言っているわけではない。双方について、きちんと関心を持ち、深く理解しようとしているかどうか。それを沼畑氏は期待しているのだ。
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さらにもう1つ。沼畑氏はポジティブなモチベーションの持ち主を望んでいるとのこと。
「GBSの場合、やはりパッケージベンダーで導入コンサルタントをしていたようなかたも多数応募していただいています。もちろん、導入を目的にしないのがGBSではありますが、パッケージについて知識と理解を持っている方は魅力的です。
ただし、『導入ばかりやらされるのがイヤだから』というネガティブなモチベーションしか持っていない人では、GBSではやっていけないと思います。
逆に、例えば『パッケージやアドオンが機能しなくて火を噴くと、その対応をさせられてきた。ただ、それがイヤで現職を辞めるのではなく、本当にお客様のことを思えば、そもそも火を噴かないようなソリューションを提供するべき。そのためにもビジネスの視点でITを活用し価値を提供したいと考えた』と言われたなら、私も嬉しくなるんです」
転職を決意した理由が、前向きである点が前者との違いだ。しかも、こういう意見を持つ人材ならば、ITをビジネスにどう活用するかという視点ももちあわせていることがわかると沼畑氏。
「ともかく、アクセンチュアは成長を志す人たちが集う場です。自分を着実に高めようという志の持ち主とともに、新しいソリューションのあり方を追求していきたいと考えています」
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