ベインキャピタル系の資産管理会社BCJ-12は、株式会社マクロミル(以下「マクロミル」)を1株あたり786円で公開買い付け(TOB)すると発表した。
筆頭株主のヤフー株式会社のほか、マクロミルの杉本哲哉社長兼会長、杉本氏の資産管理会社のバニラスカイもTOBに応募する模様。買い付け期間は12日から2014年1月31日までを予定しており、クロミルは上場廃止になる見込み。一部報道では、TOB代理人はみずほ証券株式会社、マクロミルのファイナンシャル・アドバイザー(FA)はメリルリンチ日本証券株式会社との事。
マクロミルは、2000年に、インターネットを利用した調査業を目的とし、「株式会社マクロミル・ドット・コム」として設立され、国内最大手の地位を築いている。今後はマーケティング周辺のビジネス領域への参入や、M&Aなどの投資を検討しており、その一環として機動的な経営判断を可能にするため非公開化を選択した模様。
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