CITIC Capital Partners(以下「CITIC」)は、そのサービスを提供するファンド(以下「CITIC ファンド」)が大塚化学株式会社(以下「大塚化学」)とCITIC ファンドが保有する東山フイルム株式会社(以下「東山フイルム」)の株式全てを大塚化学へ譲渡する旨の株式譲渡契約を 2014年 9 月 12 日に締結したことを発表した。
東山フイルムは、2010 年 6 月の CITIC ファンドによる投資以降、CITIC ファンドによる投資を第二の創業と捉え、経営ビジョンの明確化、自社の特徴・強みを踏まえた上での事業戦略の確立、経営管理機能強化、オペレーション改善活動の推進等の様々な経営改革施策を実施し、経営基盤強化を図ってきた。また、2012 年には、成長を続けるスマートフォン関連市場による事業機会を捉え 5 機目の生産ラインの設備投資を実施し、勃興する中国を中心とするアジア圏の顧客からの需要を取り込む等、新たな成長への道筋を着実に歩んでいる。
東山フイルムの経営陣は、企業としての更なる飛躍を企図して、重合技術・素材技術を強みに持つ大塚化学を軸に、東山フイルムの既存取引先数社を株主として招聘するというご意向を持ち、CITIC ファンドも本件取引に賛同したとの事。
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