昨日、日本プライベート・エクイティ協会の第9期会員総会及びレセプションに参加して参りました。
PE協会の会長を務めていらっしゃる江原様(ユニゾン・キャピタル代表取締役)をはじめ各PEファンドトップマネジメントの方々より業界展望、課題、現状等の話を伺え大変有意義な時間となりました。
状況は各ファンドにより異なりますが、大枠は下記のような話が多かったかと存じます。
(1)国内機関投資のオルタナティブ投資に復調の兆し。GPIFの運用方針が今後のキーになる。
(2)海外機関投資家の日本のPEファンド投資(LP投資)に対する意欲は減退気味。
(3)PEファンドという業態の社会的認知度は徐々に高まっている。事業会社にはPEファンドを活用しようという動きもある。
一方で、案件数には違いが出ているようで、案件が多いと仰る方と、まだまだ案件が少ないと仰る方がいらっしゃいました。ソーシングルール、投資対象の規模、リスクの考え方等の投資戦略にもよるので一概には比較はできませんが、印象的でございました。
今後もキャリアインキュベーションとしては、「投資プロフェッショナル採用支援」及び「投資先の採用支援」を通じ、微力ながら、PE業界の発展に貢献できるよう、尽力して参りたいと存じます。
(佐竹)