監査法人トーマツ子会社のトーマツベンチャーサポート(東京都千代田区)は、東北芸術工科大学(山形市)と連携し、起業支援にあたる人材を育てる学校「創業・成長促進プロフェッショナルスクール」を開設する。
全国2000社のベンチャー支援実績を持つトーマツベンチャーサポートのノウハウと、東北芸術工科大学の地域活性化に関するノウハウを組み合わせて、地方における新たな産業や雇用を創出するのが狙い。
創業・成長促進プロフェッショナルスクールは、地方の自治体や金融機関、中小企業支援関係者などを対象に、今年11月から来年3月まで開校。ベンチャー支援の最前線で活躍する実務担当者が講師となり、販路拡大やPR、資金調達、人材採用、海外進出のノウハウを包括的に教えるほか、支援先の各成長段階に合った支援ノウハウも提供する。
受講料(税抜き)は30万円。1200分のEラーニングと2日間のフィールドワーク、3日間の集合研修で構成される。
基本的にEラーニングで教えるため、場所や時間の制約がなく、自分のペースで学べるほか、フィールドワークや集合研修での議論や共同作業を通じ、人脈の拡大も図れるとしている。トーマツベンチャーサポートでは、修了後も受講者同士が連携しながら全国各地で産業創出を図る仕組みを整えるなど、継続的なサポートを行っていく考えだ。
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