アクセンチュアは22日、アプリ開発業者のケイオティック・ムーン・スタジオ(米テキサス州)を買収したと発表。
2010年に設立されたケイオティック・ムーンは、米娯楽・メディア大手ウォルト・ディズニーやディズニー傘下のマーベル・エンターテインメントなど有名企業向けのプロジェクトで知られる。
アクセンチュアの発表文によると、デジタルマーケティングに力を入れる「アクセンチュア・インタラクティブ」にケイオティック・ムーンを統合する。
アクセンチュア・インタラクティブのシニアマネジングディレクター、ブライアン・ホイップル氏は買収について、「当社のデジタルデザインとイノベーションサービスへの需要増に追いつく一助となる」と述べた。
アクセンチュアは買収を通じた事業拡大戦略をとっており、今回の買収もその一環。今年3月には企業の効率化支援ソフトウエアを手がけるブラジルのガプソを、4月にはコンサルティング会社の米アクシアをそれぞれ買収した。
今月に入ってからも、英エネルギー関連企業のエナジークオートJHA、スペインのクラウドコンサルティング会社ソリウム、香港のパシフィックリンク・グループと、矢継ぎ早の買収を続けている。
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