カーライル・グループ(以下「カーライル」)は、日本一の売上を誇るもやしブランド「名水美人」を擁する九州ジージーシーを中心とするGGC グループ(以下「GGC」)との戦略的業務資本提携の合意に至り、国内向け企業投資の第3号ファンドであるカーライル・ジャパン・パートナーズⅢがそのための資金拠出を行ったと発表した。
戦略的業務資本提携を結んだGGCは、日本名水百選に数えられるほどの水に恵まれた地域に本拠を持ち、名水、優れた製造技術ノウハウ及び地元に深く根差したサプライチェーンを武器に、西日本No.1のもやし市場シェア誇っている。メインブランドである「名水美人」は日本一の売上があり、食感と日持ちにおいて消費者から高い支持を受けている。
昨今の食料事情から、食の安全が求められる中、代表取締役の水本勝清社長の指揮の下、高品質且つ安全なもやしを継続的に一般家庭の食卓に届けており、今後は、国内カット野菜市場における更なる拡販を目指すとともに、日本におけるもやし業界のリーディングカンパニーから、創業理念である"グローバル・グリーン・コーポレーション"(もやしを中心とする、高品質且つ安全な工場生産野菜を世界の食卓にお届けする)への進化を実現することを目指している。
今回の戦略的業務資本提携から、カーライルは消費財分野における深い業界知識と経験を最大限に活用し、GGCの急拡大する国内カット野菜市場におけるプレゼンス拡大、及び積極的な海外進出を実行するための永続的な経営基盤の構築を支援する模様。
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