ポラリス・キャピタル・グループ株式会社（以下「ポラリス」）が運営するポラリス第三号投資事業有限責任組合等は、株式会社日立製作所（以下「日立製作所」）が、液晶パネル等製造装置事業（以下「対象事業」）を新設分割により分社し、対象事業を承継する為に新たに設立する会社（以下「新会社」）の発行済み株式の大半を2016年7月1日付で取得することについて、日立製作所と合意に至ったと発表した。
対象事業は、微細塗布技術や高精度貼り合わせ技術をコア技術として、液晶パネル製造装置、有機ELパネル製造装置、実装・マイクロボール関連製造装置などの開発、設計、製造、販売、アフターサービスを国内外で展開しており、高度な技術力と顧客サポート力を備えた当業界におけるトッププレーヤーとして、アジアを中心とした大手液晶パネルメーカーや大手半導体メーカーとの信頼関係を築いている。
ポラリスは、これまでの製造業案件および大企業カーブアウト型案件を通じて培った知識と経験を武器に、対象事業の強み・特徴を理解し、それを確実に受け継ぎながら、「資金・人・経営の仕組」に関わる実践的で幅広い企業価値向上支援活動を通じて、対象事業の独立企業体として必要な体制をスムーズ且つ迅速に構築し、新会社のグローバル市場における成長戦略の実行を後押ししていく模様。
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