ペルミラ(本社:英ロンドン)は、オーガニック・パーソナルケア・ブランドである米ジョンマスターオーガニックインク(以下「JMO」)及び同ブランドの日本・東アジアにおける総販売代理店である株式会社スタイラ(以下「スタイラ」)の過半数の株式を、ペルミラファンドの子会社が企業総価値370億円(約3億3600万ドル、$1=110円換算)で取得すると発表した。JMO の創業者であるジョンマスター氏及びスタイラの創業者である野田義宗氏及び野田まい子氏は、今後も事業運営に関与する模様。
ジョンマスターオーガニックは、ニューヨークのソーホー地区にて著名なスタイリストとして活動していたジョンマスター氏により、1991年に誕生した。同ブランドは、「地球に敬意を払うラグジュアリーなビューティーラインを」というコンセプトの下、厳選された天然由来原料のみを使用したプレミアム・オーガニック・パーソナルケア・プロダクトを約40ヶ国で展開している。
日本においては、2007年にスタイラが総販売代理店となり、様々なメディアから幾多の賞を受賞するなど、オーガニック・パーソナルケア分野において確固たる地位を築いている。
ペルミラは、これまでに高級アパレルブランドであるヒューゴ・ボスやバレンチノ、ブーツブランドのドクターマーチン、高級筆記用具ブランドのパーカー等、様々な分野におけるブランドのグローバル展開を成功裏に支援している。
これらのブランドへの投資を通じて培ってきたグローバル展開のノウハウや人的ネットワーク等を活用し、米国、及び日本における同ブランドの確立に大きく貢献してきたジョンマスター氏、野田義宗氏、野田まい子氏とのパートナーシップの下、同ブランドの更なるグローバル展開を目指す。
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