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マーサージャパンの採用について コンサルティングファーム パートナーインタビュー

パートナーインタビュー

マーサージャパン株式会社

世界44ヵ国に約180の拠点を構え、130ヵ国以上で「人と組織」に関わる幅広いコンサルティング・サービスを提供するマーサーは、この領域をリードするグローバル・トップ・ファーム。日本においては1978年以来40年に及ぶ長きに渡り事業を展開しています。
世界最大級の報酬データベースを保有していること、世界各国のマーサーのネットワークを通じ人事に関する法令や制度に精通していること、組織・人事コンサルティングに加え、年金・資産運用・保険・福利厚生・M&Aまでフルラインナップで提供できることが同社の強みです。
そのマーサージャパンが2014年、新しい経営トップとして迎えたのが鴨居達哉氏。
以来、PwC、IBM等でグローバルなプロジェクトを導いてきた鴨居氏のもと様々な変革を実施してきた同社は、いわゆる「人事コンサルティング」のイメージを超越し、多くの企業から期待と支持を集めています。
はたしてマーサージャパンの何が他ファームとの差別化につながっているのか?
どのような人材が活躍をしているのか?についてお話をうかがいました。

インタビュワー:キャリアインキュベーション 大阪オフィス ディレクター 中村直樹

グローバル化、高齢化、デジタル化という変化の中、ピープル・アジェンダが経営課題解決の重要な鍵となっている

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「企業が抱えている経営課題は様々です。しかしながら多くの企業経営陣が共通して向き合っているものを集約すると、3つの大きな変化への対応に迫られていることがわかります。1つはグローバル化、2つめは高齢化、3つめがデジタル化です。そして、我々にとって重要なのは、その一つひとつの局面においてピープル・アジェンダがいずれも鍵を握っているということなのです」

こう口火を切った鴨居氏は、日本の顧客企業の多くの経営上の課題の解決の成否はピープル・アジェンダ、すなわち「人」に関わる分野に集中しているのだという。

ここ数年、クロスボーダーM&Aがさらに増加しているが、「海外に生まれた組織をどうマネジメントするか」、「どの様な人材を登用しながら組織の拡充を目指せば良いのか」、「どの様に人をアサインし評価・処遇を行えばよいのか」という課題に直面している企業が多い。

国内では少子高齢化が進み、「高齢を迎える従業員がどうすれば生き生きと仕事を続けていくことができるか」、「そのためにも年金制度のあるべき姿をどう捉えるか」、「多様な働き方を求め始めた若い層をどう確保するか」という課題の解決が急がれている。

近年急速に進んだ技術革新により、デジタル変革を推進する企業も急増している。「高度な専門性を持つ人材をどう獲得するか」、「従来とは異なる多様な才能を持つ人材が活躍できる組織とは何なのか」、「デジタル化によって変貌していく労働環境のもと、人材活かすための新たなスキル育成にどう対応していくか」というテーマにも解決策が必要になっている。

以上が鴨居氏による現状分析であり「人と組織の課題は連鎖している」ということを強調した。もとより、いわゆる「人事コンサルティング」というカテゴリがイメージさせる、「HRのアドバイザリー」にとどまることなく、企業の経営戦略に直結する人材と組織におけるプロフェッショナル・サービスを展開してきたのがマーサーだ。

だが、企業や組織を取り巻くビジネス環境が大きく変化していく中、マーサーに求められる役割も従来の延長線上にないことを見通した鴨居氏は、社長就任の直後からマーサージャパンの組織や陣容の変革に着手していったという。

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「私たちが提供するサービスを3つのプラクティス領域に整理しました。Career、Wealth、Healthの3つです。Careerは文字通り、働く人々がCareerを積んでいくための組織や制度のあり方、報酬モデルなどを考え、改革していく分野です。Wealthは、働く人々がいかに安心しながら安定的な資産形成をしていけるか。そのための年金制度などを手がけていく分野です。そしてHealthは、働く人々が健康で生き生きと働くための環境を構築しつつ、増大する福利厚生のコストを最適化していく分野です。」

3つのカテゴリにそれぞれの専門性を持つ多様なプロ人材を配すると同時に、これらのサービス能力を統合し、グローバルに展開する企業や組織を、シームレスに支援していくマルチ・ナショナル・クライアント・グループも設置した。こうして、自らの組織を変革し、課題解決への取り組み方も再編成したことで、マーサージャパンには、多くの企業から期待が集まっているのだと鴨居氏は言う。

「マーサーには以前から深い専門性を持つ人材が集い、戦略の構築から実行能力まで備えたプロ集団としてその能力を発揮してきました。この強みは、さらに深化させていきたい。その一方でお客様の抱えている課題は日々複雑多様になり、専門領域や国境等の境界線を越えていかないと解決できない情勢になってきました。専門性の深さに加え、より幅広いテーマでお客様の課題解決に対応できる体制が今のマーサージャパンの組織であり、サービス提供のモデルです」

コンサルティングのあり方が変わり始める中、マーサーは独自の優位性をさらに強めている

鴨居氏は、海外での仕事を目指して外国語学部に進学するなど、早い時期から世界を見つめていた。キャリアのスタートはセイコーエプソン。事業会社の海外事業担当としてオランダに赴任し、多様な人材との協業を通じて「より経営に近い場で貢献をしたい」との希望が膨らんだことからコンサルティングの道へ。PwCやIBMで15年以上にわたりグローバル企業の課題解決に携わってきた。

その後なぜマーサーへの参画を決意したのかを尋ねてみると、鴨居氏は昨今のコンサルティング領域に感じている危機意識について語ってくれた。

「私はマーサーに来るまで、総合ファームで大型の変革プロジェクトに携わってきました。今もなおこうしたファームにしか出来ないスケールは存在していると思いますし、自分が携わってきた仕事にも誇りを持ってはいますが、ある時期からコンサルティング・サービスのあり方について考えさせられるようになりました。

例えば、企業が、継続的な事業成長を目指し、海外でのM&Aも行いながら大きな変革を実行しようとすると、組織としての枠組みや、新たな制度、それらを支える業務プロセスやITシステムなどが必要になりますが、その仕組みを回し、実際に事業をマネージしていく人材そのものに、クライアントの経営者の多くが、究極的な課題を抱えていました」

この時、鴨居氏の問題意識にフィットした唯一の対象がマーサーだったのだという。人材や組織の分野で広範囲な専門性を発揮し、なおかつ経営変革に伴う複雑多様な問題解決においてグローバルにチームが連携し、実行支援までも担える力。それがマーサーにはあった。

「例えば、Wealthの分野で言えば、年金数理のプロ、資産運用アドバイザリーのプロが従業員の年金に関わる問題解決をアドバイスすることに加え、資産運用の実行面での支援もする体制を整えています。Healthの分野でも、従業員ベネフィットのあるべき姿について指針を示すだけでなく、国ごとに異なる法令なども踏まえつつ、その仕組みの実装まで、クライアントと協働していく。 Careerチームでは、人事変革のプロとしてクライアントの将来の事業成長を進める人材の大きなテーマにチャレンジしていく。こうした包括的な活動ができるプロフェッショナル・サービスが求められています。ここまでできて、初めてお客様はチャレンジを成功させることができるのです」

ピープル・アジェンダにおける高度な専門性と実行力。そして、国や地域の違いを超えて結果を出せるグローバル・ネットワークの機能性。そのすべてをマーサーは備えている。Career、Wealth、Healthのすべてが相互に関わってくるような場面にも対応できるクロスファンクショナルな組織力もある。これらの実態が、いかに現代のクライアント企業の経営にアドバンテージをもたらすのかについて、鴨居氏は大規模なクロスボーダーM&Aを例に説明してくれた。

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「昨今では、すでに経営をグローバル化している日本企業と、同じく多国籍な事業展開をしている外国企業との間でM&Aが行われるケースも少なくありません。双方の企業が持つ複数の事業や部門の内、どこをどのように統合させれば良いのか、そのために組織や人材の配置、評価、処遇はどうあるべきなのか、ガバナンスモデルをどう構築し相乗効果を創出するかを追求し、実行局面でも支援できることが必要になります。しかも、事業が対象とする地域が、数十か国にわたる場合、それぞれの国の法令や制度も理解した上での施策を実施していく必要があります。

ファイナンス上の統合だけならば、M&Aをサポートする他機関でも行えるでしょうけれども、真にそのM&Aでお客様が望む成果を出していくためには、ピープル・アジェンダの課題解決無しには不可能です。広範囲な人材課題についての戦略策定に加え、実行面までサポートできるだけの専門性まで備えたところはまずありません。まさにマーサーがお役に立てる場面が今後ますます増えていくと私は確信しています」

マーサージャパンでは、マルチ・ナショナル・クライアント・グループにグローバル・クライアント・マネージャーというポジションを設けている。多国籍に事業展開をしているクライアント企業の経営変革課題を大きなテーマで捉え、その解決策をプログラムとして提案する役割を担っている。深い専門性だけでなく広い知見を保有しているマーサーだからこそ可能な機能といえる。

鴨居氏によれば、近年は総合ファームから、マーサーの持つ専門性の深さからピープル・アジェンダ領域に関して、プロジェクト運営を委ねてくるケースも増えているという。コンサルティング業界が自らのあり方を問われる中で、マーサーは確固たる立ち位置を固めつつあるようだ。

企業の人材採用やチーム形成のアプローチも変化。そんな中、マーサー自体がメンバーに求める3つの要素

冒頭でグローバル化、高齢化、デジタル化という3つの変化について触れた鴨居氏に、現在の日本企業の人材観について尋ねると、以下のような答えが返ってきた。

「かつてこの国の組織は、均質で高品質な能力を有する、日本人ならでの強みを活かした集団としてまとまっていました。戦後の高度成長もこの要因によって成し遂げられたといえます。それゆえに、諸外国ではあり得ないような新卒者の同時大量採用が定着し、なおかつ終身雇用のカルチャーの浸透から、安定感と安心感の高い組織が形成されてきました。

ところが変化の激しい、かつグローバル市場でのビジネスにおいては、こうした従来からの日本型モデルの有効性が問われています。企業は突出した能力の持ち主を外に求め始め、その影響もあって人材の流動化は加速していますし、グローバル市場での成功が不可欠になったことから、均質な日本人中心の組織ではなく、多様な人材による、ビジネスでの勝負に勝てる組織に変貌していく必要があり、人事関連分野の変革も急務になっているのです」

マーサージャパンがこれまで以上に期待をされている背景には、以上のような日本企業の変化、働く人々の意識の多様化なども大きく関わっているのだと鴨居氏。では、マーサージャパン自体が求める人材像はどうなのだろうか?

「これまでに申し上げてきたような、我々の姿勢や存在意義に共感し、魅力を感じてくれる方にぜひチャレンジしていただきたいと思っています。専門性を深めていきながら、クライアントの成功に貢献し、結果として、マーサーの成長を仲間とともに推進していきたいという方ならば、Career、Wealth、Healthの各領域で知見を深めていくことも、クライアントマネージャーとして分野を横断してお客様の幅広い要望に経営目線で貢献したい、ということでも、活躍できるフィールドが多数あります。

私自身が採用の場面で求めるのは、非常にベーシックな資質や力。1つはコミュニケーション能力です。多様化が進行する企業、組織の課題解決と向き合うわけですから、コミュニケーションというものの重要性は、一層、増しています。グローバルな環境でのプロジェクトが非常に増えていることから、英語力も必要ですが、英語を単に話せるだけでなく、複雑な事業上の課題やその解決施策に関し、日本語でも英語でもきちんと意図を伝え、相手の真意をくみ取れる、それを文章化できるだけのコミュニケーション力を備えていてほしいです。

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2つめも非常にベーシックなヒューマンスキルである協調性です。先ほども、マーサーが専門領域の能力を深めていける場だと話しました。いろいろな領域で尖った才能を発揮する方に参画してほしいと思っているわけですが、同時にきちんとチームワークの中で価値を出していける人であってほしいと思います。また、最近私たちが注力していることの1つに、有力なパートナー企業とのエコシステムの構築というのがあります。例えばマイクロソフトとの連携を始めたように、マーサーが持ち得ていない知見やノウハウ、技術力などを備えた強力な組織と手を組むことで、マーサー自体の強みも増幅しながら、お客様により大きな価値を提供しようとしています。こうした場面でも高度な協調性が問われてくるのです。

そして3つめ、特に私が強く望んでいる要素が目的意識です。総合系のファームの場合、特にジュニア層の志望者の中には、『コンサルティングの仕事がしたい』『グローバルに活躍したい』といった漠然とした希望を提示するかたが少なくありません。しかし、マーサーは明快な理念やビジョンを持ち、はっきりと結果に通じるコミットをしている集団です。ですから、『マーサーに入るからにはこれがやりたい』『こういうやりたいことがあって、それができるのはマーサーしかないと思うから』というような目的意識を備えていてほしいですね」

3つめの目的意識への期待は大きく、鴨居氏によれば、最近では新卒採用の面接などでも、学生がマーサーの強みをしっかり理解した上で「やりたいこと」を驚くほど具体的に表現するケースが増えてきたのだという。
「非常に嬉しい現象です。今後、私としてもマーサーのプレゼンスを、さらに広く社会に認知してもらうべく発信していくつもりですが、私たちの価値を理解した上で共感してくれる方にどんどん参画してもらい、この新しい時代で競争に勝っていこうとする企業や組織の変革に、一緒に汗を流して貢献していきたいと思っています」

プロフィール

写真:鴨居 達哉 氏

鴨居 達哉 氏
代表取締役社長
マーサージャパン株式会社

上智大学外国語学部卒業後、セイコーエプソンに入社。海外市場における新規事業立ち上げ等を経験した後、PwC、IBMビジネスコンサルティングサービス、米国IBMで主にグローバル関連案件のコンサルティングを担い、2012年には日本IBMで常務執行役員に就任。2014年、マーサージャパンに転じ、代表取締役社長に就任するとともに、同社ファーイースト地域の代表にも就任。2015年以降、組織変革も含めた新たなチャレンジを続け、同社のさらなる成長を牽引。

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