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注目企業インタビュー

アッヴィ合同会社

今、この時代に必要なのは高度なビジネスセンス。

「視座の可変性」の持ち主にチャンスがある

2013年にアボット ジャパン株式会社から分社独立した当初、600名ほどだったアッヴィ合同会社のメンバーも、2016年時点では1000名規模へと成長。右肩上がりを続ける業績もあって、今後も人員規模の拡大と強化を続けていくとのことだが、それでも天野氏は繰り返し言う。「まだ3歳児ですよ。まっ白なキャンバスに絵を描いていくような、自由度の高い集団です」と。「そこが面白い」と感じる人に来てほしいのだと。

「私自身、学生時代に製薬企業で言うところの基礎研究に近しいことをしていましたが、将来は学者ではなく一流のビジネスマンになりたいとの思いからコンサルティング業界に足を踏み入れて以来、これまでのキャリアの大半をコンサルティング業界で費やしました。

コンサルティング業界では、大学でのバックグラウンドもありヘルスケア分野を主に担当し、最初に入社したPRTMでは、製品開発とサプライチェーンのエクセレンスを売りにしたファームだったこともあって、製薬企業の臨床開発プロセスのグローバルインテグレーションや効率化、CMC(Chemistry,Manufacturing and Control)の確立などのプロジェクトを数多く経験しました。

後に移ったBCGはコマーシャル領域が逆に多く、それに加えて病院の経営改革なども手掛けていたので、コンサルティング業界にいる間にヘルスケア領域のバリューチェーン全体を俯瞰する形で様々な経験を得ることができました」

40歳を過ぎ、パートナーとなる道も見えていたにもかかわらず、天野氏がアッヴィ合同会社への転職を決意した経緯は先述の通り。

「ヘルスケアを長年担当したようなコンサルタントが、関連業界の企業へ転じる例は少なくありません。しかし、その多くは経営企画部門、マーケティング、事業戦略といった「いかにもコンサルが好きそう」という感じの部署で、逆に言うと入社後何をやるか大体想像がついてしまう役割が多くなっています。

これでは面白くない、と私の場合は思っていました。『独自の経験値を現場でハンズオンし、ワクワクするような新しいことができるというのなら転職してもいい』といった心境でいたところ、アッヴィ ジャパンからマーケットアクセスという新しい分野の話が来て、今に至っています」

ベースに細胞生物学の知見を持つ天野氏ならではとも言えるが、アッヴィ合同会社においては他企業からのライセンスインに携わったり、コ・プロモーションパートナーとのアライアンスマネージメントを担うほか、開発品の商業的価値を遡及するポートフォリオ・マネージメント、関連省庁や業界団体の折衝業務を行うガバメントアフェアーズも担当。これらをハンズオンで進めつつ、自身のもとに4つの組織を築き上げた。

「1つはマーケットアクセス部隊、もう1つはコマーシャルディベロップメントのチーム、3つめがビジネスディベロップメントで4つめがガバメントアフェアーズです。この2年間は4つのチームのベース作りに奔走してきました。そして、ようやくそれぞれが機能し始めたところですので、今後は内外に積極的に人材を求めていこうと考えています」

とりわけ、天野氏に転職を決意させるきっかけにもなったマーケットアクセス部隊では、コンサルタント人材にも大いにチャンスがあるという。

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「この課題に対して専任チームを設けているようなグローバル企業は他にない、と私は捉えています。実際、過去の事例も豊富ではありませんし、リアルなマーケットをしっかりと踏まえている必要がありますので、コンサルティングファームで製薬ビジネスを経験してきたようなコンサルタントには期待をしていますし、実際、現在のメンバーにもそういうプロフィールの者が複数います」

天野氏によれば、天野氏自身が持つような学術的バックボーンを求めているわけではないとのこと。求めているのはビジネスセンス。しかもヘルスケア業界、製薬業界のビジネスにおける特異性を一定程度理解できている者を望んでいるとのこと。もちろん、コンサルタント経験者に限らず、そうした能力をこれまでに培い、実績を得てきた者を熱望しているという。

「ビジネスセンスは、私が見ている4つの組織すべてで非常に重要です。コンサルタント出身者であろうと、製薬業界出身者であろうと、視座の可変性を持っているかどうか。実際のビジネスなので、ダイナミックな絵を描けても細部が穴だらけで実行不可能な打ち手では困りますし。そうした柔軟性がこの産業では今、とても重要なのだということが理解できていて、局面に応じてアクションを起こせるかどうかです」

一方で、製薬業界には固有の性質があり、それがビジネスを左右してもいる。1つは人の生命に直接関わるビジネスだということ。そして、それゆえに各国政府や関連機関から幾重に制約を受けながら、マーケットにアクセスし、コマーシャル分野、ビジネス分野での成功を期さなければいけない。また。一定規模の組織をダイナミックに動かすには、納得感とある程度期待感(ワクワク感)のあるストーリーが必要だ。

それだけに天野氏は「論理的に正しくても、視座が低いと打ち手が卑近なものになってしまい、人々を惹きつけられない」と危惧する。適切なバランス感覚と倫理観を保ちながら、視座を柔軟に変えていくビジネスセンスが求められるというわけだ。

安定を求めるのではなく、未来への扉を

自分たちで開こうという人に来てほしい

天野氏が直接率いているチームは、アッヴィの変革姿勢や、チャレンジングな発想を象徴していると言えるが、だからこそ自身のチームに限らず、前向きな人材を積極的に採用し、育成して新しい歴史をともに築いていきたいのだと天野氏は強調する。

「私自身もこの会社に来て、新しいことを幾つも学びました。基本の大切さを再認識することもできました。たとえば日本語に訳すのにいつも苦労する"Accountability"は、要するに組織の中でサプライズを起こさないようにすることなんだなと。自分が責任を有する事象に対し臨機応変に対処し、それを適切なタイミングで、適切な社内外ステークホルダーに伝えていく。そういう地道な対話を繰り返していくことが重要だということは、ある程度の規模の組織で働くことで学んだことだと思います。

画期的な医薬品を生みだし、多くの方の健康に貢献することが私たちの喜びなんです。簡単ではありません。でも、だからこそやりがいがある、と感じるような人をアッヴィ ジャパンは必要としています。繰り返しになりますけれども、私たちはある意味ベンチャーなんです」

事業会社において自分がしている仕事をコンサルティングの仕事に例えるならば、プロジェクト期間中に行われるプロジェクトオーナーとのステアリング・コミッティのショートバージョンを繰り返し行っているような感じでしょうか、と天野氏は言う。結局は、組織で仕事をするとは、コミュニケーションと意思決定の積み重ねと考えれば当然と言えるかもしれない。

「繰り返しになりますが、アッヴィ ジャパンはまだ3歳児なので、業務プロセス・ガバナンスやインフラはまだまだ成長過程にあります。どのガバナンスで決定してもらえばいいか決まっていないような案件を多く取り扱ううちの部署の仕事に関して、その社内コミュニケーションの様子は、さながらゲームのボスキャラと戦って、倒していく毎日」だと笑いながら説明する天野氏は「それをしんどいと思うならば、成熟した他のグローバルメーカーに行ったほうが良いと思います。アッヴィはこれを面白いと感じ、ないなら自分で作ってやろうと考える人の集団なんです」とも言う。

「新しい挑戦を繰り返していく以上、単に採用するばかりでなく、アッヴィ ジャパンならではの人材育成についても、成熟度を上げていくべく、トレーニングの拡充も然ることながら、シニアスタッフによる1on1の対話を重視しています。先ほども言いましたように、私たちの部署は先の見えないジャングルにいて、未来を求めて挑戦しています。ともに成長しながら、未来への扉を開けようという情熱の持ち主の参画に期待しているんです」

プロフィール

写真:天野 進 氏

天野 進 氏

マーケットアクセス・コマーシャルディベロップメント本部 本部長

東京大学大学院 応用生命工学専攻博士課程を修了後、PRTM(現PwC)に入社。ヘルスケア領域を担い、主に製薬企業を対象にコンサルタントとして数々の経営変革案件に携わった。その後、ボストン コンサルティング グループへ転身した後も、ヘルスケア関連プロジェクトをリード。新薬等の開発分野にも深くコミットできる希少なコンサルタントとして実績を重ねた。2013年にアボット社の医薬品事業部から新薬部門がアッヴィとして分社独立、日本でアッヴィ合同会社が設立され新たなチャレンジを開始すると、その変革の最前線を担う役割としてオファーを受け、2014年より現職。

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