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注目企業インタビュー

三井物産株式会社

三井物産株式会社
金融新事業推進本部システム統括室
渡慶次 道隆 氏


まずは、前職であるJPモルガンでのお仕事内容と、そこで得たものについて教えてください。

photo07.jpg【渡慶次】前職時代の私は国内の金融機関を相手に債券やデリバティブの営業の仕事をしていました。もともと自分自身のセールススキルを磨きたくて入社をしたわけですが、結果として大きな収穫を得ることができたと思っています。

金融の世界では、実体のあるモノを売り買いすることはありません。もちろん魅力ある金融商品をいかに創り出すか、という面もありますが、やはり担当者の営業力がものを言う領域だといえます。また、国内系の大手証券会社であれば、会社対会社という図式でのお付き合いが基本だと思いますが、外資では個々のセールスが責任ある立場にいらっしゃるお客さまと向き合うスタイルが主流です。そうしたタフな環境に身を置いたことで、通常ならば5年や10年かかって得るであろうスキル・経験を短期間で獲得することができた。そう思っています。

そうした恵まれた環境で成長を実感していた渡慶次さんが
転職を決意したきっかけは何だったのでしょう?

【渡慶次】最終的に引き金になったのはリーマンショックの影響です。市場も一時的に縮小し、他の金融機関同様に組織自体がダウンサイジングを余儀なくされました。ただし、私の気持ちの中では、リーマンショック以前から漂っていた金融市場の閉塞感から、次の成長チャレンジの場を見つけたいという願望が膨らんでいたのも確かです。

外資系あるいは、証券会社といった前職のキャリアの延長線上ではなく、
三井物産を選択した理由を教えてください?

【渡慶次】一貫して求めていたキーワードは「グローバル」なんです。だからこそ外資系証券会社に入ったわけですが、実際の仕事の多くはローカルなものでした。これはどの外資系金融会社でも同様だと思います。組織としてはグローバルですし、向き合う市場もグローバルですが、お客さまは日本の皆さんですし、東京ローカルの一員としての仕事が主となるのは当然なんです。ですから、転職をするからには、今度こそ真にグローバルな仕事ができる環境を、と考えました。その答えが三井物産でした。

どのような職務を三井物産で担ったのでしょう?

【渡慶次】現在の金融市場には、たとえば金・銀といった貴金属類や、コーン・大豆などの農産品を対象とするコモディティ・デリバティブというものが存在します。それらの現物商品については、いずれも各商社がメインビジネスとして扱っている商品群でありますが、三井物産では特に、それら現物商品に付随するコモディティ・デリバティブの事業にも力をいれています。

そのチームで「若手でデリバティブにも通じている人材を」というニーズが膨らみ、私にチャンスが巡ってきたというわけです。リーマンショックの影響もあり、デリバティブが持つリスクに対して、きちんと対応できる人材というものに、価値を見いだしてもらえた、という部分もあります。

「グローバルな仕事を」という望みもここでなら叶う、とお考えになったわけですね?

【渡慶次】三井物産には知り合いや先輩もいて、リアルな話をたくさん聞くことができました。そのなかで、三井物産がいかにグローバルなビジネスを展開しているか、については十分に確認できました。むしろ「日本の三井物産」のメンバーとして海外と向き合う仕事をする、ということになれば「日本のためのグローバルな仕事ができる。貢献ができる」という期待感も膨らみました。さらにそれだけではなく、社風などについても詳しく事情を聞き、魅力を感じたのも事実です。

社風というと、具体的にはどのようなものに魅力を感じたんですか?

【渡慶次】三井物産が長年明快に示している社風の代表が「自由闊達」なのですが、これが言葉だけでなく現実に組織に浸透している。そう聞きましたし、入社してみてそれが間違いないことを体感しています。年齢や立場を超えて自由に意見を交わし合える。ここまでオープンな組織は国内企業にはそうそうないと思っています。

コンサルティングファームへの転職も選択肢にあった、と聞きましたが、
最終的に三井物産への入社を選んだ決め手は何だったのでしょう?

【渡慶次】企業の経営戦略に深く関わっていくコンサルティングの仕事はやはり魅力的だと思います。しかし、私としてはアドバイザリー的な立場ではなく、リアルなビジネスにハンズオンして、現実の成果を目指しながら成長していきたい。そう考えた結果、三井物産こそが自分に適した場なのだと思ったのです。

経験したプロジェクトで印象的なものというと、どのようなものがありますか?

photo08.jpg【渡慶次】デリバティブに関わるリスクマネジメントのレベルを向上させる取り組みを、ここ数年で強化しています。その一連の動きの中、たとえば海外の主要金融都市にある子会社を合併させるプロジェクトであったり、上海に新たにトレーディングデスクを創設して、立ち上げを担っていくプロジェクトであったり、というように非常にダイナミックな仕事を経験できています。

上海のプロジェクトなどは、どんな規制があるのか経験則のない中国での事業展開でしたが、まだ若くて、しかも転職からさして時間を経ていない私に権限委譲をし、リスク管理面での組織構築を任せてくれた。すごい会社だな、本当に自由闊達なんだな、と感じました。また、最近ではシステム活用によってリスクマネジメント体制を確立していくような任務もいただき、さらなる成長機会を手にできている実感もあります。

前職では経験できなかった仕事、三井物産だからこそ経験できた仕事というものも多いわけですよね?

【渡慶次】そうですね。たとえばコモディティ・デリバティブを通じた事業でも、単に当社が利益を確保することだけがミッションではないんです。昨年話題になったレアアースなどは典型的ですが、製造業のお客様にとって、原材料として必要としているものを安定価格で持続的に調達できるかどうかは、経営を左右する大きな問題。デリバティブの機能を活用し、安定価格での共有を実現することで、多くの日本のメーカーさんに貢献できていることを実感しています。

また、昨年の震災以降、電力需給への不安が広がる中で、天然ガスの市場価格が非常に不安定になりました。その折りにも、デリバティブのノウハウを活用し、安定価格での供給をサポートすることができました。表だって派手に賞賛されるような仕事ではないのかもしれませんが、確実に多くのかたがたのお役に立てているという喜びは、ここでしか味わえないものだと思っています。

今後、渡慶次さんが三井物産で心がけていきたい働き、というものがあれば教えてください。

【渡慶次】この会社の管理職に徹底して共有されているカルチャーがあり、それに大変感銘を受けています。それは何かといえば、たとえばビジネス上の効率も重んじるけれど、まずは部下の健康管理を最優先して、非常に細かに心配りをしてくれる点。また、自由闊達な社風の下で若手にどんどんと裁量を与え、何かあった時には自分が全面的に責任を持つから思い切ってやれ、と言ってくれるような部分です。

こうした三井物産ならではの気概というものを、私自身も体現していくことが必要だろうと考えています。ただし、同時に私のような外から来た人間だからこそ気づく問題点というのもある。自分がここに馴染むことばかりに執心するのではなく、外からの目線で見ておかしいと思った点はずばずばと指摘していくのも重要な役目だと考えています。そして、きっとそういう繰り返しが三井物産では今までも行われてきた。だからこそ自由闊達であり、人を重んじる社風が続いているのだと思うんです。ですから、私もまたそこに貢献していきたいと強く望んでいます。

プロフィール

写真:渡慶次 道隆 氏

渡慶次 道隆 氏
金融新事業推進本部システム統括室

東京大学卒業後、JPモルガンに入社。
債券・デリバティブ商品を中心に金融法人向けの営業を担当後、2009年に三井物産へ転職。
入社後は金融新事業推進本部にてコモディティデリバティブ・ビジネスのリスクマネジメントや、トレーディング子会社の合併、新規立ち上げ事業に従事。現在はシステム統括室で、全社的なリスクマネジメントをシステム面からサポートしている。

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