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画像:アクセンチュア

現職コンサルタントインタビュー

アクセンチュア

アクセンチュアは誰もが知るグローバル・リーディングカンパニーである。
しかし、それゆえにさまざまな企業イメージが口伝によって一人歩きして「本当のところどんな社風の会社なのか?」「どんな案件をどんな人がどのように進めているのか」といった実態が見えにくくなっているともいえる。
そこで、アクセンチュアの現役コンサルタント2名に登場してもらい、転職の経緯や現在の仕事についてストレートな質問に答えてもらった。
一般に伝わっているイメージとは異なる、生身のアクセンチュア、案件に向かう姿勢やコンサルタントに求められる資質などなどを最前線の肉声から感じ取ってほしい。

bnr_20170317_accenture_.jpg戦略コンサルティング本部 マネジング・ディレクター 中村 健太郎 氏

戦略コンサルティング本部 シニア・マネジャー Hosho K. 氏(2017.5)

もともと海外での仕事に興味を持っていた川辺さんが、なぜ日本でアクセンチュアへの転職を決めたのでしょうか。

前職での経験から、グローバル展開している企業を相手に仕事をする面白みを更に強く感じるようになっていました。特に日系企業において、日本の本社と海外現法の橋渡しのような役割をすることに、自分の活躍の場があると考えていました。ある程度ERP導入コンサルティングの仕事に自信を持てましたし、上流提案にも携わっていたので、戦略系にもIT系にも対応している国際規模のコンサルティングファームをターゲットに転職活動を始めました。前職の日本法人にそのまま、という道もありましたが「これを機会に違う環境に入って自分の力を試してみたい」と思ったんです。

その川辺さんの発想に、アクセンチュアが最も適していたということですか?

そう思ったので入社を希望しました。アクセンチュアという会社は当然ながら以前から知っていましたし、私なりの企業イメージを持っていましたから。

どんなイメージでしょう?

2つのイメージがありましたね。1つは「若手がバリバリ仕事をしている」イメージ。以前にも同じプロジェクトで何度かアクセンチュアの人に会いましたから、その時の印象もあってのことでしょうけど、正直なところ「ちょっと生意気だな」とさえ思っていました(笑)。でも、誤解しないで欲しいんですが、それが私には魅力的に映ったんです。というのも、もう1つのアクセンチュアへのイメージというのが「優秀な若手が多い」だからです。「若くてちょっと生意気にさえ見えることもあるけれど、しっかりとした仕事をする人たち」。これが私のアクセンチュアに対する印象だった。だから入社を志望したんですよ。

実際、イメージ通りだったんでしょうか?

そうですね。まずは入社が決まる以前の面接段階ですでに「他のファームとは明らかに違う」と感じさせられました。私は面接でストレートに聞いたんですよ。「実はこういうイメージを持ってるけどどうなんです?」とね(笑)。そうしたら面接でお会いしたパートナーもストレートに「そうだよ。入社1、2年目の若手でも当たり前のように私に噛みついてくるからね」と笑いながら答えてくれました。「あ、それならここで働きたいな。面白そうだぞ」と強く共感したんです。

他ファームの面接もお受けになったようですが、他社ではそうした共感は得られなかったと?

アクセンチュアの面接官は、実際に現場で活躍している方々なので、職場の雰囲気や仕事の仕方が鮮明に伝わってきたんです。他のファームは人事の方などが面接を担当されているんだと思うのですが、経歴とか志望動機、入社したらどんなことがしたいか、などを聞かれただけでしたね。また、アクセンチュアの面接時に「若手も含めたメンバー全員が分け隔てなくストレートに意見を口にするけれども、反面いざとなったらチームプレーを非常に重視する」会社だと聞かされました。もちろん入ってみて自分が体験しなければ、真偽のほどはわかりませんけれど、その話がうそではないことは伝わってきました。

「チーム重視」というのは、川辺さんのイメージにはなかったことですか?

意外でした。一般的なアクセンチュアのイメージとも違うんじゃないでしょうか。けれど、入ってみて痛感しています。本当に何よりもチームとして仕事をしていくという姿勢がここにはあります。

具体的にどんな場面でそう感じているんでしょうか?

前の会社で私はとにかく自己の能力で勝負していましたし、そうするのが当たり前という環境にいました。忙しさの中で「下を育てる」なんて発想は持ったこともなかったし、必要だと言われたこともなかったんです。

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ところがアクセンチュアでは、若手も含めてチームとして成長していこう、価値を発揮していこうという考え方が浸透しています。若手の成長を促す機会として、定期的なチームミーティングを開催しています。その場で若手が進捗報告なり課題に対する方針なりを発表する機会を与えられ、プレゼンテーション能力の向上や、自ら考えるということを学びます。上司に対しても自分の考えを率直に述べられるチャンスですし、チーム内での話ですから、互いにどんどん意見を戦わせることもできます。そこからクライアントに対する提案につながった例もあります。

そうして得たスキルをクライアントの前で発揮する機会も若手のうちから多く与えられます。事前に「好きにやって良いよ。ちゃんとフォローするから。」といった一言をかけられた若手は、クライアントの前でも堂々とプレゼンテーションをこなしていきます。

そういう環境をきついと感じる人ではやっていけないかもしれませんが、私には新鮮でした。しかも、そうして仕事を進めることでチームメンバーが互いを成長させていけるのが嬉しかった。任せられる部分は他者に任せることになるため、自分は違う課題に取り組んだりもできます。つまり、そういう面 でも自分を成長させるチャンスがある。

「下を育てましょう」というミッションがあって教育を、というよりも日々の仕事が自然と皆を育ててチームの質を上げている、というわけですか?

そういうことになりますね。先ほども言ったように私自身は「下を育てる」ということにもともと強い関心があったわけではなかった。でもある時、私が直接手がけたわけではなく若いメンバーに任せていた部分について、クライアントから高い評価をいただいたことがあったんです。そうしたら、とってもそれが嬉しくて、自分個人の成果が評価された時よりも嬉しかったんです。この経験以来ずっと、「どうすれば若手がもっと活躍できるか」を積極的に考えるようになりました。

「結果的に下を育てる」仕事手法がひいては川辺さん自身の成長にもつながっているわけですね。

そうです。それに若手が育てば私は楽ができますし(笑)。

先ほどおっしゃっていた「互いに意見を戦わせるのが苦手な人には向いていない」というようなお話について、もっと聞きたいんですが......。

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正直なところ、上にも下にもあれこれ言われるんですから「きついな」と感じることもあります。でも、そういうアクセンチュアに入ってみて、あらためて過去の自分を振り返ってみたら、以前は「自分を正当に評価してくれる人がいない」という不安をいつも抱えていたことを思い出したんです。アクセンチュアでは「現場の自分の仕事」を知っている人たちがそばにいて、いつでも目を光らせている。上からだけではなく、下の人からも自分の評価を聞くことができます。これほど自分を見つめなおすのに良い機会はないですよ。

独特のチームワークを川辺さんのように「プラス」要素だと感じられる人こそ、アクセンチュアに向いているわけですね。

そう思います。「アクセンチュア」という名前を聞けば、多くの人が「ハイレベルなスキルや知識が必要」とか「地頭がよくないと務まらない」というようなイメージを持つでしょう。実際、そういう人が新卒入社1、2年目の層にだっています。でも、大事なのはそうした能力面ではなくて「あいつができるなら俺も」という気持ちを持てるかどうかだと私は思います。「そのためには今自分は何をしなければいけないか」を考えようとする資質だと思います。内部には優秀な人が多いし、外からの期待値もハイレベルですけれど、それを重荷だと思うのではなく、チャンスだと思って、そのチャンスを掴むためにアンテナをはっていこうとする姿勢がある人。それがアクセンチュアにぴったりな人材なのではないでしょうか。

プロフィール

写真:川辺 義之 氏

川辺 義之 氏
通信・ハイテク産業本部 ソリューション・エンジニアリング マネージャー

1975年生まれ。大学卒業後、大手国内系SI企業に就職。その後、海外でのシステム導入業務に興味を持ち、大手外資系ITコンサルティングファームへ転職し、ヨーロッパをベースに活動。アクセンチュアには2004年に転職を果たし、半導体企業をクライアントとする国際規模のパッケージツール導入コンサルティングを担当している。

写真:栗花落 一史 氏

栗花落 一史 氏
通信・ハイテク産業本部 財務・経営管理サービス マネージャー

1977年生まれ。大学卒業後、大手国内系SIへ。主にERPパッケージの会計系モジュールの開発・コンサルティングを担当した後、より上流部分も含めたプロジェクト全体を視野に入れてのコンサルティング業務を志向。2003年にアクセンチュアへ転職した。現在は100人を超える大規模プロジェクト内のチームにてリーダーを務めている。

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