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画像:足立 光 氏

プロ経営者インタビュー

足立 光 氏

ヘンケルは、ドイツ・デュッセルドルフを拠点にあらゆる市場で最もグローバルに活躍するドイツ企業のひとつ。
日本上陸時にはヘアカラー、ヘアケア市場での競争で厳しい闘いを強いられてきたが、近年は2桁ベースで成長。
コンシューマー、プロ市場の双方で好業績を上げ続けている。その躍進の立役者となったのが足立光氏。
望んで赤字計上企業の門を叩き、経営者のポジションを務めた足立氏に、独自のこだわりや、自身の成長過程、プロ経営者に問われる資質などを聞いた。

足立 光 氏
ヘンケルジャパン株式会社
ヘンケル ビューティーケア コーポレート・ヴァイス・プレジデント
北東・東南アジア統括(リテール事業・プロフェッショナル事業)ゼネラル・マネージャー
http://www.henkel.co.jp

1968年、米国テキサス州生まれ。一橋大学商学部卒業後、プロクター・アンド・ギャンブル・ファー・イースト(日本)に入社。P&Gの日本人として初の韓国赴任を経験。その後、ブーズ・アレン・アンド・ハミルトン、ローランド・ベルガーを経て、ヘンケルのビューティーケア事業のリテール(一般)部門子会社である ライオン コスメティックス(現シュワルツコフ ヘンケル)に入社。2005年、社長就任。2007年よりプロフェッショナル(業務)部門のヘンケルジャパン株式会社シュワルツコフ プロフェッショナル事業本部長を兼任。2011年より現職。消費財メーカーの若手社員を主な対象とする勉強会 兼 同業種交流会(FMCGジャパン)の主催者も務めている。

※現在は退任されています。

[1]自己紹介をお願いします。

大学を卒業して入社したのはP&Gでした。当時の日本におけるP&Gは、今ほど知名度は高くなかったのですが、この外資系メーカーで約6年間マーケティングに携わり、ブランドマネージャーとなって仕事ができたことは非常に大きかったと思っています。その後、日本人社員として初めて韓国に長期赴任をした経験も、いろいろな意味で私を成長させてくれました。

外資ですから、やりたいことをやろうと思えば結果を出して上へ行くしかない。必死で奮闘していましたし、入社当時の日本のP&Gは小さな所帯で成長中の組織でしたから、やりがいもありました。ところが急成長を果たした結果、日本でも大所帯の会社に変貌し、本当にやりたいようにやれる頃にはずっとずっと上のポジションになる必要を感じ始めたんです。

思い通りにできる頃には40歳を超えてしまうのではないか、とも思い始め、転職を考え始めました。そうして選んだのがコンサルティング。「勉強をする場」として選んだのです。マーケティング以外の職務を学び、消費財以外の業界も学べる場がほしかった。今までにない成長を実現したかったわけです。

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それでもやはり、小さな所帯で「これから成長してやる」という気合いのある組織が好きでしたから、1998年当時、日本ではあまり知られていなかったブーズ・アレンに入りました。そして4年後、西浦裕二さんや遠藤功さんがローランド・ベルガーの日本法人の本格的な立ち上げに携わると聞いた時も、魅力を感じてともに転職することにしました。

こうしてコンサルティングの仕事を約6年間続けた後、やはり実業の世界に戻りたいと感じ、2004年、当時のヘンケル ライオン コスメティックス(現シュワルツコフ ヘンケル)に入社しました。決して社長として招かれたわけでもなかったのですが、入社後間もなく先代の社長がお辞めになったことから社長の職を拝命することになったんです。2007年からはビューティーケアのプロフェッショナル事業であるシュワルツコフ プロフェッショナルの責任者を兼任し、2011年からはヘンケル ビューティー ケアのヴァイスプレジデントとして北東・東南アジアの代表という任務にも就いていますし、今なお忙しく働いています。

[2]現在のご自身の役割について教えてください

大きな視野で言えば、社長就任以降の私の役割は2つです。1つは「日本でヘンケルを売りこむこと」、もう1つは「ヘンケルで日本を売りこむこと」です。

先ほども話しましたように、私は自分の力を存分に使える場所を好んで生きてきたので、ヘンケルへも「日本では決して成功しておらず、赤字も出している。ここならば、かつてのP&Gでの経験やコンサルティングで得た力を駆使できる」という気持ちで入社していました。当然、そんな実情の会社でしたから、入って早々からターン・アラウンド仕事の連続。それが実を結び、2桁成長を連続で達成できたのですから、先の2つの役割の内、前者はうまくいっているなと自分でも思っています。

後者の「ヘンケルで日本を売ること」というのは、つまりグローバルのヘンケルグループ内における日本の存在を大きくしていく、という意味です。これについても順調に推移しています。かつて世界のヘンケルの内、日本のリテール事業の実績は10位以下だったのですが、それが7位というポジションまで来た。プロフェッショナル事業も、世界で1位の売上規模を達成した。また、日本発の社会貢献プロジェクトとして、「世界の途上国で理容師を育成しよう」という主旨のものを始めたところ、これがグローバルを挙げての取り組みとして引き上げられたりもしています。

直近の私の役割は、やはりアジアが対象です。日本における取り組みは、それこそ手取り足取りのようなハンズオンで自ら手がけてきましたけれど、広いアジア域となるとそうもいきません。北東アジアや東南アジアなど、各エリアにリーダーを立て、彼らと協力し合いながらアジアにおけるビューティーケア市場の成長を実現しようと挑戦しているところです。

[3]小中学生時代はどんなお子さんだったのでしょう?

オタクでした(笑)。プラモデル作りが好きで、友だちからガンプラ作りを請け負って、作ってあげるかわりに報酬をもらったりしていましたね(笑)。小学校時代には文芸部に入って、自分で文章を書いたりもしていて、これも好きでした。人と接するのが嫌いというほどではなかったのですが、プラモデルや、文章など、何かを作ることに夢中になる子どもだったと思います。

中学に入ってからは軟式テニス部に入っていたし、友だちもちゃんといましたから、いわゆる「引きこもって人と接しないようなオタク」とは違いましたが、「友だちの輪の中心に常にいました」というのとも違う。どこか独特のポジションにいたような気がします。もしも当時の仲間がいたら「中心にはいなかったけれども、なんだか目立っていた」などと言われそうですね。

[4]高校、大学時代はいかがですか?
リーダーシップの芽生えのようなものはあったのでしょうか?

高校時代の私の友だちがここにいたら、たぶん「独立していたヤツ」などと言うでしょう。この当時、なぜか気持ちを決めまして、「自分のことは自分で決めて生きていくぞ」と息巻いていたところがあります。学校の授業にはめったに出なくて(笑)、それで何をしていたかというとドーナツ屋さんに行って、自分で勉強したり(笑)。そんな高校生でしたから出席日数は卒業ラインぎりぎり。成績も飛び抜けて良かったわけではありません。

ただし、「何でも自分で決める」主義でしたから学校の授業では履修していない世界史を、「これは必要だ」と自己判断して独学し、受験科目とするなど、私としては納得づくの結果だったんです。進学先としてはICUを希望し、試験にも受かったのですが、親から「行きたかったら授業料は自分で稼げ」と言われ、それはイヤなので(笑)、一橋を受けて入学しました。

大学に入学した頃の日本はバブルでしたから、私もご多分に漏れず学生イベントの企画をしたりしました。今振り返ると、高校時代の「自分で決める」という信条に徹したことで、自分をリードすることの面白さや難しさを学びましたね。これはその後の人生にもかなり有意義に作用していった私のファンダメンタルズになっていると思います。また、学生時代のイベント企画などが人をリードする経験につながっていたとも思います。

[5]ご家族やご親戚に経営者はいらっしゃいますか?

いません。父は短大で教員をしていましたし、叔父も学者でした。ですから、身近なところに経営者がいて、その人から影響を受けるようなことはなかったと言えますね。

[6]ご自身の性格について教えてください。

高校時代の話で察しがつくかもしれませんが(笑)、性格を一言でいうなら「あまのじゃく」。常に「Be Different」を考えている人間です。今も45歳ですが、絶対に40代には見えないようにしようと、常に考えています(笑)。

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