日本みらいキャピタル株式会社(以下「日本みらいキャピタル」)が運営するファンド(以下「NMCファンド」)は、全額を出資するSPC(特別目的会社)を通じて、日立金属株式会社(以下「日立金属」)より、日立金属の情報システム事業を会社分割(吸収分割)の方法により承継したAPRESIA Systems株式会社(以下「APRESIA社」)の全株式を取得(以下「本件取引」)したと発表した。
APRESIA社は、通信キャリア向けで国内シェア第1位のイーサネットスイッチ(商品名「APRESIA」)をはじめ、高速伝送ニーズに応える光伝送装置や光トランシーバ、携帯電話基地局用並びに放送アンテナ等、幅広い領域で事業を展開している。また、APRESIA社の完全子会社であるエイチ・シー・ネットワークス株式会社(以下「HCN社」)は、官公庁、一般企業及び大学等の幅広いお客様向けに情報ネットワークシステムの設計・構築・保守等を手がけている。
日本みらいキャピタルは、これまで蓄積した製造業、カーブアウト等の豊富な知見を最大限に活用し、管理部門を中心とした新たな経営体制の構築支援並びに当社の社外人材ネットワークからのマネジメント人材の派遣ワークショップ型の取り組みによるビジョン、成長戦略の策定並びに実行支援上記の取り組みを通じた中堅・若手社員の育成などを通じて、APRESIA社及びHCN社の日立金属からの独立と更なる成長・発展を支援するとともに、経営意思決定の迅速化等を進めていく模様。
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