8月に入ったというものの、梅雨が明けたのか明けてないのかも良く分からない気候。カリフォルニアから来た私にとっては、涼しいのにこしたことはなく、熱帯夜で夏ばてすることもなく、良かったのかなと思います。でも、コンビニの売り上げ、ビールの消費量 、クーラーの販売などは落ち込むのでしょうから、日本の景気にとってはあまり良くない話なのでしょうね。今回はインターンシップも残り少なくなり、もしもう一度するなら・・なんてことを考え、来年の方に参考にして頂ければと、アドバイスをしたいと思います。
<インターンシップ掛け持ちプラン>
やっぱり、一番のお奨めは掛け持ちだと思います。これはいろんな組み合わせがあり、日本で2つの業界でインターンを行う、1つアメリカ・1つ日本でのインターンなどが一般 的なパターンでしょうか。普通のビジネススクールだと2つ掛け持つのが限度です。ただ、コロンビアなど4ヶ月近く夏休みがあるところだと、3つも可能だと聞いています。掛け持ちプランで一番重要なのは、配分の仕方です。インターンシップの開始日はどこの企業もフレキシブルなものの、期間を交渉するとなるとそれなり面 倒な話になります。企業の言い分に合わせるのではなく、自分の一番興味のある企業に対して一番多くの時間を配分するなどしたいものです。
<インターンシップ+自由行動プラン>
私などそうですが、インターンシップ開始日の前日に日本に入って、終了日の翌日に帰国しすぐに授業となると、遊べない、旅行ができないというだけでなく、実はフルタイムに向けた日本での就職活動が困難となります。せっかく日本に来たので、少しでも興味のある企業に対してアプローチをかけたくても、実際インターンをしているため、なかなか抜け出すこともできません。しかも、サマーレセプションなどに参加すると、その後に企業側がある程度候補者を選定し、インタビューや個別 ディナーに誘ってくれます。夜ならまだしも、昼間や夕方を指定してくる企業もあるので、スケジュール的にもかなり難しいですし、働いているときに抜け出すのは、なんとなく後ろめたい気持ちになります。
理想論から言えば、2つインターンシップを掛け持ちし、なお一週間の自由時間を残しておくと万全だと思います。企業だけにアプローチするのではなく、就職活動の相談や支援をしてくれるヘッドハンティング会社とのコンタクトもいいかもしれません。
<アメリカでのインターンシッププラン>
最終的にアメリカで働きたいという強い志望があれば、絶対にアメリカでインターンをすることをお奨めします。日本で仮に外資系で働いていたとしても、所詮アメリカから見れば、外国であるので、アメリカ本国で働いたという実績は非常に重要です。ただ逆に、日本に戻るのにアメリカのみでインターンするとフルタイム活動で出遅れることになります。もちろん、日本で就職するのは可能ですが、インターンした人と比べるとかなり積極的にフルタイム就職活動を望まなくてはならないという話をアメリカでインターンした先輩の方から聞きました。