7月下旬にロサンゼルスに着いてから既に1ヶ月が過ぎました。最初の2週間は生活のセットアップに専念し、後の2週間はオリエンテーションに参加しつつ生活のセットアップを継続しました。現在は、韓国人のルームメート2人(一人はMBA、もう一人はパブリック・ポリシーの学生です)とアパートに住んでいます。
生活のセットアップ
私費留学生の場合、生活のセットアップにかかる費用をいかに抑えるかということも重要になってきます。僕の場合、留学前に今年度の卒業生と連絡をとって、生活用品を買う約束をしていました。また、ロサンゼルスの場合、日本人のムービング・セールも多いので、こちらに来てから日系スーパーやインターネットで情報を探して、格安商品を手に入れました。生活用品の購入以外に重要なポイントは住居と車です。
住居については、ロサンゼルスの家賃が高いということから、僕はルームメートを探すことにしました。合格決定後、大学から「ルームメート・サーチ」のフォームが送られてくるのですが、それを提出すると後日、新入生用のホームページからルームメートを探している学生の一覧表を見ることができるようになります。その一覧表を見て、Eメールで連絡を取り合ってルームメートを見つけました。ロサンゼルスの家賃は東京並に高いですが、ルームシェアすれば手頃な値段で安全な地区に住むことができます(ご存知の方も多いと思いますが、一般 的に家賃の安い地区は犯罪の発生率が高いです)。
車については、僕のケースは特殊なので割愛しますが、卒業生から買う人、ディーラーから買う人など様々です。
インターナショナル・オリエンテーション
8月12日から1週間、インターナショナルのMBA学生のためのオリエンテーションがありました。内容は、ロサンゼルスの概要、カルチャー・ショック、就職後のキャリアに関する説明、PRIME(日本、中国、チリなど環太平洋の国を視察するプログラム。USCの売りもの)の説明、コンピューター・トレーニング、レセプションなど簡単なもの(聴くだけでよいもの)です。
オリエンテーションは午前中のみで、希望者は午後にMath Campに参加します。生活のセットアップが終わっている場合、ゴルフやビーチなどLA生活を満喫できます。 なお、USCの場合、中国人とインド人がインターナショナルの多数を占めます。日本人と韓国人がこれに続きます。ヨーロッパ系はあまりいませんでした。
全体のオリエンテーション
8月19日から1週間はネイティブを含めた全体のオリエンテーションでした。内容は、プログラムの説明から、チームに分かれてのケース・コンペティションまで多岐にわたります。残念ながら、僕の場合、2年次に編入することになるため一部のオリエンテーションにしか参加することはできませんでした。この期間には連日、2年生が主体となってパーティーを開催するなど、ネットワーキングも盛んに行われます。学生のバック・グラウンドは、コンサル、IT、ファイナンス、マーケティング、弁護士など様々で、刺激を受けることが多いです。 明日(8月26日)から授業が開始します。次回は、授業の様子について報告します。