本格的な授業も8月26日に始まり、あっという間に3週間が過ぎました。MBAの第1 Semesterは、大変忙しいということは前から聞いていたものの、想像を遥かに超えるものでした。これは特に外国人学生だけの問題ではなく、アメリカ人にとっても毎日が時間に追われる日々なのです。そんな生活を一番うまく表現するのを今回の題名にしようと思い、最初に思いついたのが「Healthy Drug Habit」。麻薬中毒者のDrug Habitとは違い、ここでいうHealthy Drug Habitというのはビタミン剤の常用のことです。
膨大なReading Assignments, Group Projects, Networkingそして就職活動の準備のため、寝る時間は最小限となり、心身疲労がたまります。倒れてしまうと更に遅れをとってしまうので、体調には少なからず気を使います。といっても、ゆっくりした時間や豪勢な食事をとる暇がないので、毎日Multi-Vitaminに加え、ビタミンB、C、D等その日の体調を悟り、サプリメントをアレンジするのです。なんとなく、忙しさを想像してもらえたでしょうか？
UC Berkeleyアプリカントの方々に・・
このレポートを読んでいる方の多くが、来年UC Berkeley MBA入学を狙っているのではないでしょうか？そんな方々が何かと気にするのが入学者のStatsですよね？私も出願時、Essayが重要と認識していたものの、やっぱり気にしていました。そんな方に速報です！
2002年Berkeley MBA入学者統計情報
出願者数：4,473
入学者（クラスサイズ）：240
GMAT平均値：703
GPA平均値：3.55
入学時平均年齢：28歳
職歴平均年数：5.1年
女性比率：30％
インターナショナル比率：34％
入学前平均サラリー：$77,174
今年度は、他のビジネススクールも同様かと思いますが、Berkeley MBAでは創立以来、最も合格難易度が高く、出願者数も史上最高だったそうです。根拠なき私見ですが、来年は今年と同様またはさらに難しくなるのではないでしょうか？不況に加え、浪人生の数も相当あると思います。出願準備にかかっている方、ぜひ頑張ってください。
コアクラス
Berkeley MBAでは毎年カリキュラムの見直しがあるのですが、今年は大幅に変わりました。Mini-Semester制といって、15週間のセメスターを半分に分け、合計7つのコアクラス（Leadership Speech, Introduction to Data Analysis for Management, Economic Analysis for Business Decisions I, Organizational Behavior, Financial Accounting, Introduction to Finance, Marketing Organizations and Management）を受けることになったのです。選択科目も１つまでは、受講することが可能となっています。
現在、前者の4つのクラスを受講していて、Speechを除いて、各クラス2時間レクチャーが週2回、ディスカッションクラスが週1回あります。Speechは週1で3時間あります。この編成により、来年の1月から始まる後期は全て選択科目をとることができるのです。コアクラスのイメージが沸かないと思うので、今何やっているかを簡単に紹介します。
Leadership Speech-クラスの前に立ち、抽選箱からお題の紙を取り出し、即興Persuasive Speech を行いました。
Data Analysis(Statistics)-Excelを用いて、ビジネス統計を分析します。今のところ、二項分布、正規分布、相関分析がメインです。
Business Decisions (Microeconomics)-Decision Tree/期待価値分析、リアルオプション等、意思決定理論を学んでいます。ちなみに、一昨日Midterm Examでした。。
Organizational Behavior-ケースを用いて、組織で生ずるあらゆる問題をソフト面 から考察します。グループプロジェクトが多く、組織、またはマネージャーがとるべきアプローチの議論が絶えません。
最後に、9月に入ってGMATの勉強に追い込みをかけている方へ。仕事と勉強の両立で大変でしょうがHealthy Drug Habitで頑張ってください！！
＃今回の写真はClass of 2004の集合写真の準備の風景と我がCohort、Blueの集合写真です。
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