Pre-Program
英語プログラムに引き続き会計と統計のPre-Programが始まりました。本格的な授業が始まる前にベースとなる2科目を集中的に勉強するシステムで、ほとんどの生徒がいずれかを受講しています。私は前の会社で会計の仕事を多少経験したことがあったので会計はWaive(履修免除)し、統計の授業をとりました。
1日の休みをはさんで5日間の授業でしたが、予想以上にペースが速く大学のときに半年かけて授業でやっていた以上のことをあっという間に終えてしまいました。統計学そのものよりは統計のコンセプトの理解・実際のビジネスへの応用・分析ソフト使用法の習得の3点にポイントが置かれていました。
Course Material/Case/Text全てが実際のビジネスを題材にして書かれているので、英語にもかかわらず大学の時に勉強したときより理解が早い気がしました。また授業もとてもわかりやすく、生徒の様々な意見を聞き出しながら、最後にはしっかりと内容をまとめコンセプトを理解させる講師のTeaching Skillに感心しました。
Orientation
9月11日/12日にMBA 320人全員が一同に会してのオリエンテーションが行われました。Dean(学長), Laura Tyson(彼女は米系投資銀行Morgan StanleyのBoard Memberでもあります。)からの挨拶を始め、2年間のMBA生活を過ごす中での心構えのようなものを色んな方のSpeechから学び取るというのが趣旨です。偶然にも9月11日と言うこともあり、厳かな雰囲気の中で『いよいよ2年間が始まるな!』と気持ちを新たにしました。(と言ってもさすがに2日間も続くと若干眠くもなってきます。大体この手の話がめちゃめちゃ面 白いことなんて滅多にないですからね・・・。)
Karaoke
1日目のオリエンテーションの後に食事会&宴会がありました。その名も "Drinks reception and buffet with Karaoke"。まさかロンドンまで来てカラオケをすることになるとは思いませんでした。しかし、そこはカラオケ発祥の日本代表として黙っているわけにはいきません。しっかり2曲歌っておきました。(残念ながら英語でしたが・・・。) これからLBSにいらっしゃる方は英語の歌を2,3曲覚えてくるといいかもしれませんね。 ちなみに他の学校のことは知りません。USの学校もカラオケってあるのでしょうか??
Diversity
最後にLBSの学生の多様性について少し触れたいと思います。ビジネススクールはどこの学校もdiversity(多様性)を非常に重視します。異なる国籍・宗教・Backgroundの仲間との議論や共同作業を経て初めて、Global Businessで通用するリーダーが育つと考えているからです。その中でもLBSはイギリス人・アメリカ人の比率が低く、共に20%以下となっています。日本にいると欧米諸国として見ている国々の人達が何を考えていて、お互いの国のことをどう思っているかが授業や日々の会話の中でもよく分かります。
MBAの2年間でビジネスに必要なSkill Setを身に付けるのはもちろんですが『日本と言う国がこれからどこへ向かうべきなのか』という漠然とした疑問に対する自分なりの答えも見つけてゆきたいと思っています。
次回は1年目のCore Course を共にするStudy Group のメンバーをご紹介できると思います。