Campus Report 2002

山中 里織 to The University of Chicago Booth School of Business(全28回)

MBAホルダーへの道

Vol.4 授業開始

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ご無沙汰しています、GSB1年生の山中です。すでにご存知の方も多いかと思いますが先日(10月10日)発表されたBusiness WeekのBest B-SchoolのランキングでGSBが大躍進を遂げ、Kelloggに次ぐ第2位 にランクインしました(2年前の前回は第10位)。たかがランキング、とはいえやはり自分の学んでいるプログラムが高く評価されるというのは正直、うれしいです。 (写真はシカゴの第2位が決まった瞬間のGSB生たちの模様です)

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CelebrationにおいてもDeanのTed Snyderはランキングにはこだわらずあくまでプログラムを充実させ、より優れたBusiness Expertを輩出することだけを考えよう、と強調しており、今後GSBの変革に自分も何らかの形でインパクトを与えていければと身の引き締まる思いでいます。 今回は授業開始後の生活についてレポートしたいと思います。

<Biddingシステム>

GSBの授業はアメリカのビジネススクールの中ではおそらく一番遅く、9月26日から始まりました。GSBではRBS(Registration Bidding System)とDAS(Drop/Add/ Swap)というOnline Registrationのシステムを使って授業を登録します。RBSでは取りたい科目をまとめて登録し持ち点8000点からそのクラスの人気度、まわりの動向等を勘案して適当と思われる点数をBidします。もしこの段階でクラスが取れなかった場合はDAS(こちらは一科目ごと)で再チャレンジする、といった仕組みになっています。

クラスメートの間の授業開始前の一番の関心はやはりクラスのBiddingでした。(単に初めてで慣れてないというせいもありますが)どのクラスを取るか、ほかの人がどのクラスをとりたがっているか、BidのAverageはどの程度か...等々を探るために情報収集を積極的にする人、結構自然体で行く人もいたりしてなかなか面 白いです。RBSの結果がわかる時点ではクラスメート同士、いっせいにネットで自分のBidが通 っていたかチェック。私は思っていたより点数がかかってしまいましたがおかげさまで希望していたコースを全部取ることができました。

<授業開始!>

今回私が取ったのは
・ Micro Economics
・ Applied Regression Analysis
・ Accounting and Financial Analysis・
の3科目です。

GSBでは大変Flexibleにカリキュラムを組めるようになっており、Foundation RequirementのMicro Econ, Statistics, Accountingの3エリアでも基本コースを取る必要はなく、自分のレベルにあった授業を取ることが可能です。またBreadth Requirementでは6つのカテゴリー(Macro, Operation, Finance, Marketing, Human Resource, Managerial Accounting)の中から4つを選択し、こちらも自分の経験に合わせてさまざまなレベルのコースを取れる仕組みになっています。

この制度を大いに活用すれば、すでに知っているところ、自分のキャリアに必要ないと考えられる分野は飛ばして、どんどん高いレベルの科目を取ることができます。そういった意味でも大きな投資である2年間を、おおいに有効活用できるシステムだと思います。

<Study Group>

授業を受けてみて驚いたのはGSBが一般的にLecture Orientedといわれているにもかかわらず、意外とGroup Study, Caseを活用した授業が多いということです。特にAccountingのクラスはややAdvancedということもあって、いろいろなケースに関し、Groupごとの見解をまとめたレポートを毎回提出させられます。

この授業のStudy Groupではスイス人男性、インド人女性2人の計4人で一緒に勉強していますが、Group Studyをして意見を言ったり聞いたりしているうちに理解が深まることが実感でき、TEAMで働くことの醍醐味を早くも感じている今日この頃です。ただ、人によってはグループのメンバーと性格が合わない等で苦労しているという話も聞くので、どの人とチームを組むのかは大事かもしれません。そういう意味では私はいまのところ恵まれた環境にいるだけで、今後思いっきり苦労するかもしれません。それはそれで今後のレポートのネタになればいいや、と思っていますが...。

GSBのグループスタディが他校と違うところは、教授が勝手に割り当ててGroupを作るのはまれで(いまのところ聞いたことはありません)、すべて自分たちで決めるところです。基本的になんとなく知っている人同士で組みますがFlexibilityを誇るGSBだけあってすべての授業で知り合いがたくさんいる、という訳ではないので顔見知り程度の人と組むことが多くなります。

ただ、IMBA(International MBA:夏から始まるカリキュラム)の人たちは授業が始まるかなり前からStudy Group探しにかなり力を入れていました。やはり、一緒に組むメンバーはそれなりに大事だということを一学期終えて実感しているのだと思います。そういった意味で今学期いかにGroupで貢献できるかが、来期以降のよいStudy Group作りの鍵になると思います。

<Socializing>

学校が始まって1ヶ月もすると、友達作りの段階は終わるのか、Social Activitiesもひと段落します。GSBでは毎週木曜日にTNDC(Thursday Night Drinking Club)という飲み会があります。こちらの飲み会はPUBでビール片手に立ちながらいろんな人間と知り合いになろう(Networking,とかSocializingとか言っています)、といったスタイルで一緒に飲み食いして会話を楽しむといった日本の居酒屋とはかなり違います。(私はもちろん居酒屋のほうが好き)

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こちらにきてからしばらくは不特定多数の初めて会うクラスメートたちとうるさいPUBでお互いの名前やBackground、出身地等々をShoutしあうというやや不毛な感じの飲み会が多く、正直疲れていましたが最近は知り合い同士で日本料理屋やEthnic Restaurantにいってみたり、自分の部屋でパーティーを開いたり...と"知り合い"だった人と"友達"になるような機会を自分で企画したり、Joinしたりして楽しんでいます。 次回はおそらく中間試験前の大惨劇(すでに想像に難くない状況になりつつあります...さすがHeavy WorkloadのGSB?)と、就職活動関連についてレポートしたいと思います。

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