こんにちは。学校が始まったころは非常に過ごしやすかったシカゴも、ここ2週間くらいですっかり冬らしく(シカゴ出身の人にとってはまだまだ暖かいという感覚らしいですが・・・)なってきました。朝晩はだいだい氷点下まで下がる日々が続いています。秋はすっ飛ばしていきなり冬、といった印象でした。 そんな厳しい冬の到来とあわせて、学校が始まって間もない10月中旬から早速就職活動が始まりました。今回は主に日本向けの就職活動についてレポートしたいと思います。
<Boston Career Forum>
例年日本向けの就職活動はアメリカ、その他の地域に比べて3ヶ月(ほぼ1Quarter)早く始まるのですが、その大きな理由が10月最終週にボストンで開催されるBoston Career Forum(以後BCF)に合わせるためだといわれています。業種で言えば外資系の投資銀行、メーカー、会計系コンサルティング、日系の金融機関、メーカー等々。戦略系コンサルティングはBCFに参加していませんが、11月の初旬からレセプションのような形で全米を回るのがだいたいのパターンのようです。
BCFではいろいろな業種を回って話を聞いたり、面接をしました。いろいろな業界の話を聞ける、めったにない機会だと思い(もちろんサマーインターンのポジションを獲得しなければならないプレッシャーはあるのですが)それなりに楽しんだと思います。なにより、しばらく顔を合わしていなかった各スクールにいるMBA Candidateの友人たちと久しぶりに会って話すことができたのは非常にいいリフレッシュになりました。 ちなみにCMU高橋さん、LBS服部さん、Haas倉本さんともお会いできました。
<就職VS Midterm>
BCFのあとも、就職活動は続きます。正直、この時期はMidtermの真っ最中で相当のTime Management能力が要求されることになりました。就職だけのためにビジネススクールに来たのではないにしろ、サマーインターンでどういった経験ができるかは、本採用につながる如何にかかわらずその後の自分のキャリアに大きなインパクトがあるのは間違いないのでないがしろにはできません。現在リクルーティング活動のためにクラスを計4コマスキップしていますし、これからも少なくとも1,2コマはスキップせざるを得ない状況になると思います。とくに難しいのがGroup Studyです。時間をセットすること自体が困難な上、日中準備する時間が無いので睡眠時間を削るしかありません。
どうしても時間が無くて準備することができない場合はGroupのメンバーに状況を話して理解してもらうというのも大事だと思います。ただ、日本人以外はまだリクルーティングをしていないのでなかなか大変さをわかってもらうのは難しいです。クラブ活動も最初が肝心なのでこの時期それなりに積極的に顔をださないとあまり意味がなく、こちらの時間の調整も必要になってきます。
こういうことを書き綴るといいことなしのように聞こえますが、良いNewsとして授業そのものや学校生活に慣れてきた自分を感じることができる、という考え方ができます。授業が始まったばかりのころにいろいろと苦労していたことがもうずいぶん昔のように感じられる(というかそんな苦労を感じる暇がない???)ほか、就職活動やInterviewを通 して日々成長する自分が確かに感じられます。まだ本格的なRecruitingが始まっていないクラスメートに対し私が経験したことのFeedbackをすることもできます。早めの就職活動もConsばかりではないと思ってがんばるしかないようです。
現在はなんとMidtermの後半戦です。ちなみにひとつ終わったAccountingのMidtermはBCF直後だったためまったく準備をせずに受けるはめになり、記念すべきGSBでの初試験はみごと玉 砕でした。点数はともかく、せっかくの授業を最大限有効活用するためには腰を落ち着けて勉強する時間が必要で、それを作るためにはやはり、"Time Management"の一言に尽きると思います。
なお、今回は写真を取る暇も無かったのでまだ就職活動が活発になる前の10月中旬に行われたLEAD OLYMPICS(要するにコホート対決運動会)での綱引きの模様をお届けします。なお、LEADプログラムも後半戦になり、ほとんどのModuleは終わりました。LEAD全体を終えてからの感想もそのうちレポートさせていただきたいと思います。 次回は意外と(?)活発なStudent Groupの活動、アドミッションプロセス改善運動についてレポートしたいと思います。