あけまして、おめでとうございます。今年もどうぞ宜しくお願いします。さて、今回は冬休みについてお話しようと思います。UC BerkeleyではWinter Breakが約5週間あります。そんな長い休みの期間、一体MBA生は何をするのでしょう?リフレッシュとサマーインターンの就職活動の準備というのが一般 的です。
リフレッシュ休暇
まず、誰もがするのがリフレッシュです。主に、今までに行ったことのない国々へ旅行する、実家(自分の国)に里帰りする、といったところでしょうか。各クラブが旅行会社と組んで行われるリージョナルTrip(例えば、Latin America Trip)に参加する人もいます。これらのクラブ主催のTripの特徴は、現地の企業訪問などを組み入れていることです。ただ実際には、クラブ主催Tripではなく、独自に自由な旅行計画を立て、クラスメイトと一緒に旅行したり、または現地で会ったりするという方が多い印象を受けます。
サマーインターン就職活動
アメリカのインターン就職戦線は、年明けから一気に動きます。オンキャンパス・リクルーティングに参加している会社の第一陣は、新学期とともにインタビューを開始します。インタビューの招待を受けるには、その前の書類選考を突破する必要があります。Haasでは、各企業へのResume Drop Inがオンライン上にあり、そこでレジュメやカバーレターを提出します。今回は1月2日期限のものが多く、冬休み中も就職課から企業に関する応募方法などの情報がアップデートされます。アメリカ人の多くは、就職課が購入している各業界/個別 企業のレポートを読み、就職活動の準備をします。これらは全てオンライン上にてPDF形式で読めるようになっています。
この不況ではインタビューの招待を受けるのも大変ということもあり、OB訪問なども行い企業との接触を図ります。このOB訪問がインタビュー招待に大きく影響することもあるのです。OB名簿を見て、個別 に行う人もいれば、例えばFinance Clubが主催するWall Street Trip に参加する人もいます。Wall Street Tripでは2泊3日でNYに滞在し、主要金融機関のディレクタークラスの人から話を聞いたり、OB訪問などのネットワーキングを行ったりします。
日本人私費学生の場合
日本人私費学生は、社費学生と比較すると日本に帰国する人が多いようです。外資系金融などオファーを既に出しているインターン先に挨拶をする人や、戦略系コンサルなどのインターンインタビューを帰国時に受けたりする人が多いからかもしれません。他の活動としてMBA学生の就職を支援しているヘッドハンティング会社などとキャリア相談をしたりする人もいれば、予備校が催すアプリカントに対してのMBA在校生セミナーでMBA生活報告したりする人もいます。
#今回の写真:私はこの冬を香港とタイで過ごしたので、その時に撮った写 真を掲載しました。