日頃お世話になっているUSCの図書館(1)
Doheny Library
春学期の授業のため学校とアパートを往復する日々が続いています。今回はそんな単調な生活にアクセントを加えてくれるイベントをいくつか紹介します。
1. Student Services Auction(1月23日)
C4C(Challenge for Charity)という団体が主催するチャリティー・イベントです(ワシントン大学、UCアーバイン、スタンフォード、UCLA、USC、UCバークレーという西海岸の6大学(MBA)が募金、ボランティア活動、スポーツという3つの分野で競っています。ちなみに上記の学校名は昨年度の成績順です)。
このイベントではMarshall Schoolの生徒およびスタッフが募金を募るため様々なサービスをオークションにかけました。サービスの内容は、料理、マッサージ、運転の代行、スポーツの観戦・コーチなど多彩 です。インターナショナルの生徒が母国語を教えるというサービスも人気です。変わったものではMarshallの生徒会長(Luke)は募金額が1,000ドルを超えたら坊主になるというサービス?を出品し、見事スキンヘッドとなりました。
最もポピュラーな商品は「洗車」で値段は20ドル程度のものが多く一般 のお店よりも高めです。ただし、単純な洗車だけでなく女子学生が水着で洗車してくれるというサービスもありました。また「デート権」も人気があります。女子学生がGentlemen Clubを案内するというちょっと過激な商品もあるところがUSCらしいです。僕は日頃の運動不足を少しでも解消するためバトミントンのコーチをしてもらうサービスを10ドルで購入しました。このイベントでは合計6,826ドルの募金が集まりました。
2. 100 Days Countdown Celebration(2月6日)
2年生は今年の5月に卒業しますが、この日は卒業式から逆算して100日に当たる日ということで、2年生が全員集まって入学から現在までを振り返るイベントが行われました。イベントではこれまでの2年生の様々な(奇抜な)写 真を紹介するとともにMBAプログラムディレクターのLidaが感動的なスピーチを行ってくれました。
3. Marshall MBA Global Consulting Challenge(2月7日)
日頃お世話になっているUSCの図書館(2)
Leavey Library
Kellogg、Wharton、LBS、 Haas、 Michigan、 Yale、UCLA、Marshallの8校が実際の企業(Cingular)が直面 している課題(契約者の維持)に対してコンサルティングを行うというイベントです。各学校のチーム(各4人)がアメリカにおける携電話の業界分析およびCingularに対するRecommendationを審査員(実際にCingularと契約しているコンサルタント)にプレゼンテーションしました。Cingularは使わなかった時間を翌月以降に繰り越すことができるという「Rollover」というサービスで有名ですが、これでは利用者に対して携帯の使用時間を節約するインセンティブを与えてしまうということで「Rollup」(携帯電話を使えば使うほど1分当たりの料金が安くなる)というプランを提案したチームが印象に残っています。優勝したのはミシガン大学です。
このイベントはMarshallの学生4人が企画・実行しました。このようなモチベーションが高く実行力のある人たちが同級生にいることがMBAの魅力のひとつです。僕も彼らから出来るだけ多くのことを学びたいと思います。
最後に就職活動情報を少しだけ。2月に入ってサマーインターンの面 接も少なくなり、山場は越えたようです。USCはDisney、Paramount、Warner Brothers、CBS、Foxなどエンターテイメント系の求人が多いのが特徴です。