Campus Report 2002

山中 里織 to The University of Chicago Booth School of Business(全28回)

MBAホルダーへの道

Vol.11 New Venture Challenge!!! 

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80's Partyではじける友人たちの様子

あっという間にもうすぐ3月、GSBの冬学期もWeek8まで来てしまいました。US向けの就職活動もひと段落、Midtermも終わり、周りの友人たちにも余裕が出てきたのかSocial Eventが増えてきました。 (写真は80's Partyの様子) 。ところで先日 (2月20日) 、前々回ご紹介したNew Venture Challengeの第一次審査発表があり、2次に進むことになりました。昨日そのオリエンテーションに行ってきた際の様子等についてレポートしたいと思います。

<Kick off meeting>

New Venture Challengeの第一次審査では業界やビジネスモデルによって3人から5人の審査員に評価され、2人以上の推薦をもらえると第2次に進む、という仕組み(少なくとも今年は)になっています。2次に進めるのは約30チーム、今回は計28チームでした。このビジネスプランコンペに対応して、非常に評判の高い教授陣をそろえるGSBのEntrepreneurshipプログラムの中でも特に人気の高いSteven Kaplan, Ellen Rudnick両教授の運営する春学期のコースが用意されていて、2次通 過チームのメンバーは基本的に受講することを勧められています。

今回のオリエンテーリングはコースの概要、ビジネスモデル構築のTips、そして各チームによるビジネスモデルのPitch(短いプレゼンテーション)という内容でした。わたしの関わるビジネスはBio Techで技術に頼るところが大きいのですが、同じようにBio, High Techといった技術重視関連のビジネスプランが約半分、残り半分は主に発想勝負!というものでした。個人的には後者のほうが聞いていて楽しかったです。

Confidentialな部分も多いので詳しくは書くことができませんが、全米のキャンパスにアイスクリームを売る、ミニゴルフコースつきのPubを全米展開する、などなど。このコンペはあくまでビジネスプランを構築することが大事なので、単にいい技術をもっている、ではどんなに成功確率が高くても評価されないのでは、と感じました。特に私達は製薬ビジネスであり、いかにリスクを減らしつつ市場に持っていけることができるかどうか、そしてその方法が単にこれまでにあるPracticeに沿ったものではなく、ビジネス化しようとしている技術の特性に応じたユニークなものかどうか、が肝なのではないかと感じています。

なお、コース自体は春学期(4月以降)開講なのですが、第1回目からPresentationが始まるため、実質今週からMeeting, Presentationの準備を始めることになります。来週からはしばらくは飲み会、パーティーから遠ざかることになりそうです・・・また次回以降のレポートで進捗等をお伝えしたいと思います。

<Networking>

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パーティーで正座をする留学生仲間たち

ビジネススクールでの就職、部活、授業ほかあらゆる活動において、"Networking" の大切さをしみじみ感じます。日本語だと"人脈作り"とでも訳されるのでしょうが(個人的にはこの言葉はあまりにMaterialisticで好きではありませんが)、単に直接的なメリットを享受するだけでなく、お互いに自分ひとりだと到底カバーできない分野についてそれぞれに洞察を与えあう、考えもつかなかったビジネスニーズを生み出す、そしてなによりもそういったコミュニティーに接すること自体はとても楽しいことだと感じています。
留学生として生活している上で思いつくNetworkingは下記になると思います。
・ 就職、キャリアの方向性の近いクラスメートのネットワーク:就職活動を通 して
・ 留学生同士のネットワーク:Asian Night, Latin Night等々
・ Asian Community:Asia Pacific Clubほか
・ 大学全体の日本人留学生:GSB以外のLaw School, Public Policyなど
・ 自分の学校以外の日本人留学生ネットワーク:主にMBA受験を通じて
・ 自分の学校以外のAsian Community:各学校で開催されるAsian Conference等

ちなみに賛否両論あるかもしれませんが、一緒に飲んだり、遊んだりする"友達"は私にとっては、一番信頼できるネットワークだと思います。同様の意味から、単に広く浅くいろんな人と接することがネットワークの本質ではなく、上記のようなネットワークにおける会合やイベントを通 じいろんな活動を共にすることでより深く知るようになったりして信頼を築いていくことが大事だと思います。つまり、いろんな会に属しているだけではネットワーキングは成り立たないということです。

前述のVenture Challengeにおいては、製薬業界の動向、ビジネスリスク等に関して授業を通 じて知り合ったBio系出身のクラスメート、そして何よりも日本人留学生ネットワークを通 じていろいろなアドバイスをいただきました。特に、アメリカ・欧州・日本ほかいろいろな場所でMBAホルダーを目指す同士のネットワークは非常に心強く、そしてたまに会うことができると、とても楽しいし刺激になります。

自らのキャリア、ビジネスにとって非常にPositiveな刺激を受けるだけでなく、自分の視野を広げ人間として成長していくといった観点からもNetworkingの持つ意義は大きく、今後もコミットしていきたいなと思っています。

次回は今学期の総括、苦労したGroup Study等についてレポートさせていただく予定です。

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