早いもので終に3学期のExam Weekに突入してしまいました。先行して行われたInformation Management のExamは何とか切り抜けることが出来たので、残り3科目の試験を無事乗り切れば私のMBA1年目は終わりを迎えます。今回は最近行われた校内でのイベントの様子をお知らせします。
Private Equity Conference
先日Private Equity Club によるPrivate Equity Conference が開催されました。学外にも広くオープンにした今回のイベントはゲストスピーカー/パネラーが秀逸で、今年度行われたCareer系のイベントの中でも最大級のものでした。当日は基調講演にAmadeus CapitalやApax PartnerのCofounderが訪れ、午前午後に計6つの会場で開かれたテーマ別 のパネルディスカッションにもゴールドマンサックス・モルガンスタンレー・3i等名立たる投資銀行やPEファームからMD・パートナークラスの方がお越しになっていました。私は午前の部でBuyout Panel、午後の部でReal Estate Panel に出席しました。
午前中のBuyout Panelでパネラーの1人はPEがCorporateよりも優れたperformanceを上げられる主要因は強烈なIncentive でマネジメントと株主(ここではPEファーム)の利益をほぼ100%一致させることが出来る点だと言っていました。ヨーロッパを中心に上場会社の経営者の高額報酬が投資家から槍玉 に上げられている時期だけにこのコメントは興味を引きました。また優秀な経営者やボードメンバーを常にストックすることがいかにファンドの投資リターンの向上に不可欠で、彼らがお金・時間・労力をそこに割いているとのことでした(ファンドから受け取る高額なフィーの正当化のようにも聞こえましたが・・・)。
午後のReal Estate PanelはReal Estate Fundをグローバルに運営する投資銀行のパネラーと、Operation改善にウェートを置いて不動産に投資しているPEファームの方が同席しており、両者の間でスタンスの違いが見えて非常に興味深いパネルディスカッションでした。現在イギリスではロンドン市内の一等地にプレミアの不動産を保有するデパートやスーパーがBidの対象として人気を集めており、これもまた非常にタイムリーなトピックでした。
Japan Korea Party
ワールドカップを記念して昨年から共同開催になったこのパーティーは200人以上の参加者を集め大いに盛り上がりました。日本側はJapan Interest Club が中心となり、日本人・外国人が協力して準備を進めていました。Japan Interest Clubは代々日本人と外国人を1人ずつCo-Chairに立てており、主要メンバーの半数近くはNon-Japaneseです。パーティー当日は寿司を中心にした日本料理と韓国料理を出したほか、ロンドンで活動する剣道クラブの演舞・和太鼓演奏・茶道体験・盆踊り体験等々、日本の伝統的な音楽・武道・文化を紹介することが出来ました。私も盆踊り体験の隊長を仰せつかり、しっかり楽しんできました(笑)。
次回は3学期の科目総括をお届けします。