UC Berkeleyでは、13週間の夏休みがあります。大半のMBA生は、8週間から10週間のインターンシップをします。残りの期間は、旅行をしたり、実家に戻ったりするのが一般 的なようです。私の場合は、3週間アフリカでのコンサルティングプロジェクト、そして残りの10週間を日本で外資系投資銀行にてインターンを行う予定でした。これまでお伝えしてきたとおり、アフリカの現地に行くことはキャンセルになったので、アメリカで3週間働くことになり、現在は日本にいます。今回はインターンシップについて、そして夏のBerkeleyについてレポートします。
インターンシップ
MBAだからといって、必ずしも皆が高給の職につくとは限りません。特に、今のアメリカの不況は就職難の時代をもたらし、無給の仕事やバイトのような給料を提示してくる会社も少なくありません。これは、スタートアップ企業のみならず、ヘッジファンドやブティック系の投資銀行、エンターテインメント企業も該当します。MBA生にとって、フルタイムの職を得る際、これまでの職歴またはインターンシップでの職歴は大変重要となりますので、興味のある仕事であれば、金銭面 では譲歩する人が多く見受けられます。
また、Non-Profit Organizationに興味がある学生もBerkeleyでは他のビジネススクールより比較的多いような気がします。Berkeleyは学生の間で相互扶助のファンドがあります。これは、Non-profit organizationで無給、もしくはそれに近い給料で働くひとに補助金を出す制度です。補助金の原資は、普通 の企業で働く学生の寄付によって積み立てられます。大半の学生がこのファンドに一日分の給料を寄付することに合意しています。
夏のBerkeley
ここBerkeleyは夏だからといってそれほど暑くなりません。不思議なことに、4月から10月くらいはあまり変わらないのではないでしょうか。暑かったり、寒くなったりしますが、大体最高気温25度、最低気温18度といったところでしょうか。夜は8:30PMぐらいまで明るく、湿気がないので日が沈むと長袖が必要なぐらい冷え込みます。私も週末は、プールに行ったり、ハイキングをしたりとなるべく野外で過ごしました。
Berkeleyでは、ピザ屋とその他例外の店を除くと、12AM前に閉店してしまいます。どうも市の条例があるようで、12AM以降では食べ物を店で出してはいけないようです。バーも1,2AMには閉店してしまいます。そんなことから、ナイトライフを思いっきりエンジョイしたい人はサンフランシスコにくりだして遊びます。橋を渡るだけなので、20分もあればサンフランシスコ市内まで行けます。クラスメイトの多くはサンフランシスコまたは南に位 置するシリコンバレーでインターンをしているのですが、遊ぶ際はサンフランシスコで待ち合わせすることが多いです。
#今回の写真:Berkeleyの裏山からです