先週の金曜日に終に卒業式を迎えました。2002年の7月下旬にロンドン入りしてからちょうど2年間、長いようで短かった学生生活も、ついに終わりです。今回は卒業式当日の様子や翌日のSummer Ball(卒業パーティー)の様子をお伝えします。
当日の朝
7月2日金曜日は朝からFlat中がバタバタとしていました。私を含めて、卒業する4人の学生、フラットメイトのご両親や彼氏など、10人以上の人が廊下を行ったり来たりしていました。卒業式でガウンを着るのは初めてなので、レンタルしたものを朝ピックアップして、見よう見まねで着替えを完了しました。準備が出来たところで、中国人のフラットメイトのお母さんの手作り中華で腹ごしらえをして、いざ出陣です。
学校到着
12時半頃に学校に着くと、既に多くの学生が中庭で家族や友達同士で写 真を撮りはじめており、私も早速1年生のときのStudy Groupの連中と写 真を撮りました。このウェブサイトの表紙に載せて頂いている酔っ払い写 真(当時1年生の初め)と比べると、みんな大人になったような気がします(単に衣装のせいでしょうか・・・・)。
久しぶりに見る顔も結構たくさんありました。2学期の終わりや春休み(4月下旬)までに全ての単位 を取り終え、仕事を始めている学生や、海外で生活していた学生もこの日に合わせて戻ってきていました。私の2nd Year Projectのパートナーは5月からドレスナーで投資銀行業務に従事し、元フラットメイトは6月からモルガンスタンレーの石油関連商品を取り扱う部署で仕事をしています。
卒業式
1時半にいよいよ入場です。既に関係者は着席しており、大きな拍手に迎えられて会場の正面 から入場しました。来賓のご挨拶や功労者(教授・学生)の表彰の後、一人ずつ名前を呼ばれ、壇上に上がりました(いわゆる卒業証書の授与は時間の関係上行われませんでした)。また、この日受け取った証書はあくまでも仮証書で、学位 の取得は3学期の評価が完了し、委員会に掛けられてから決定します(ここで落とされたら洒落になりません!)。
式の後は家族・友達・教授・MBAオフィスの方々と最後の別れを惜しみ、7時ごろにガウンを返却して、友人達と飲みに行きました。
Summer Ball
次の日はMBA・MIF(Master in Finance)、Sloan(Full-time executive MBA)、EMBA(Part-time executive MBA)全プログラムが一同に会しての卒業パーティーがありました。男性は基本的にタキシード着用の本格的なパーティーで、学校の敷地内にメイン会場のダンスホールに加え、カジノ・学生のバンド演奏・ゴーカートなどが用意され、朝の3時まで飲んで、踊って、騒ぎまくりました(本当は3時まででしたが、最終的に家に帰ったのは5時半ごろでした)。写 真のとおり、大分酔っ払っている人も大勢・・・・。
前日の卒業式のときは「See you tomorrow at the Summer Ball」と言って別 れられたのですが、この日は本当に最後になってしまうかもしれない友達も数多くいたために、「本当に終わってしまうんだな~」という気持ちにさせられました。特に演奏が終わり、徐々に人が引き上げていく様子を見ると、とても切ない気持ちになりました。