Campus Report 2004

大西 博樹 to The Fuqua School of Business, Duke University(全23回)

MBAホルダーへの道

Vol.1  留学決意と初渡米

転職のご相談・お問い合わせ

経験豊富な
エージェントに転職相談(無料)してみませんか?

1分で完了無料登録・転職相談

初めまして。今秋からThe Fuqua Business School, Duke UniversityにMBA取得のため留学します大西博樹です。MBA受験を通 して、キャリアインキュベーション様のCampus Reportには大変お世話になりました。今回のレポートではMBA留学までの経緯と、サマースクールについてご紹介します。

<MBA留学決意>

IT(情報技術)を駆使して顧客の企業変革に携わりたいとの思いでIT業界への就職を決めました。そして2000年からは希望していたインターネットの仕事をする機会を得、2001年からはプロジェクトリーダーとして、大規模インターネットシステムの構築を手がけてきました。その間担当した業界は、損保、アミューズメント、不動産、石油、自動車と多岐に渡り、自分のキャリアには十分満足をしていました。

しかしその一方で、ITは企業変革のための重要な一要素ではあるけれど、すべてを解決するものではないとの思いが大きくなってきて、ITに特化してというのではなくあらゆる角度から顧客の企業変革をサポートできる人材になりたいと思い始めました。このことがMBA留学を決意した第一要因です。

第二に海外での経験を積むということです。外資系の顧客を担当し、韓国人、フランス人と働くという経験もしましたが、基本的には日本語でプロジェクトを進めて、どうしても意図が伝わらない時に英語を使うという環境でした。やはり自分の人生において、英語環境の中でみっちり経験を積むことも大きな目的の一つです。

最後に、様々なバックグラウンドの人達と交流するというものです。7年間も同じ企業で働いていると、仕事の進め方も社内のリソースも分かり、どうしても自分の成長のスピードが鈍ってくるのを感じずにはいられません。そこでビジネススクールに世界中から集まってくる優秀な人達と積極的に交流し、共に学ぶことで彼らから刺激を受けつつ、自分を成長させて行きたいと考えています。 <合格酎粋衷tハ知>

<合格通知>

ゼネラルマネジメントとアントレプレナーシップに強みを持つ学校を中心に受験し、2004年3月19日に第3ラウンドで出願したフュークアビジネススクールより合格通 知を得ることができました。

<サマースクール>

7月12日から8月6日までの4週間、フュークアビジネススクールが開催するサマースクール(Summer Institute in Business, Communication, and Culture)に参加しました。ビジネススクール以外にも、経済、法律、環境、公共政策、工学のマスターに留学する生徒もいて総勢84名です。 <草?春 7/12~7/16>


<第一週 7/12~7/16>

まず全体のスケジュールをもらうが内容がみっちりなのに驚く。そして午後はコンピュータラボでコンピュータ環境の説明を受ける。フュークアのIT環境はすばらしく、コンピュータラボ以外にもいたるところにパソコンが置いてあるし、無線LANが張り巡らされているため自分のコンピュータで簡単に学校のLANにアクセスすることができ非常に便利である。

・ Curtain UP, Curtain Down

二人一組のチームを組み、お互いでインタビューしあう。その内容を持ってクラスメート全員の前で相手のことを2分間で紹介しなければいけない。このクラスは2日目の午前中にスケジュールされているため、初日から2分間スピーチを必死で暗記する。奥さんとの馴れ初めを暴露(?) される人もいて結構盛り上がった。

・ 企業調査(Company Research Informative Presentation)

サマースクールといえどもすでにサマーインターン獲得の準備が組み込まれている。この企業調査は、サマーを獲得したい企業を自分で情報を探し、その会社の優れている点、MBA学生にとっての魅力等を5分間のプレゼンをしてクラスメートに伝えるというもの。この作業を通 して、効率的に企業調査を行う手順を学ぶという意図が含まれている。 <草祷春 7/19~7/24>

<第二週 7/19~7/24>
・面接準備(Oral Cover Letter)

2分間で自分のこれまでのキャリアをクラスメートの前で話し、フィードバックを受ける。これも就職活動でのインタビュー対策の一環として組み込まれている。

・ ワシントン旅行

バスで片道5時間かけてワシントンへ2泊3日のバス旅行。高校生以来のバス旅行で、今まで話す機会のなかった学生とも仲良くなれたのと、ダーラムでは食べられないおいしい料理(ワシントン一の韓国料理)を堪能。 <草姉春 7/26~7/30>

<第三週 7/26~7/30>
・ ケースディスカッション

L.L.ビーンのケースを読み、実際のケースディスカッションを体験する。インターナショナル学生にとっては、ネイティブのアメリカ人達に混じってケースで発言するというのはかなり大変なため、サマースクールであらかじめ体験し、場離れするという目的。手を上げてもいないのにいきなり指される(コールドコール)という体験をしてしまい、非常にドキドキする。答えがわかるとすぐ口に出す中国人に助けられる(笑)。

・ ケースのチーム課題

L.L.ビーンのケースを読み、何が課題で、その課題を解決するための基準を5人のチームで提出する。非常に活発で英語の達者な中国人がチームをリードする。自分の英語力がまだまだなため、言いたいことが上手く伝えられず悔しい思いをする。

<第四週 8/2~8/6>
・ 最終チームプレゼンテーション

このサマースクールの最後の砦。ケースを5人のチームで分析して、その会社の社長に今後の戦略を25分間(+ Q&A15分)でプレゼンするというもの。ケースには非常に多くの情報がちりばめられていて、かつ欲しい情報はかかれていなかったりするので判断がなかなか難しい。

チームは韓国人2人、中国人、台湾人、そして日本人という構成。これだけ国籍もバックグラウンドも違えば、ディスカッションもなかなか一つの方向に定まらない。割と考え方の近いと言われるアジア人同士でこの調子なのだから、本コースが始まったらどうなるんだろう?と不安もよぎる。しかし、最後には何とかまとまり、プレゼンもなかなかよく出来たと満足。

再来週からはMBAプログラムのオリエンテーションが始まります。詳細は次回のレポートで

初めての方へ 私たちキャリアインキュベーションについて

転職のご相談・お問い合わせ 業界の専門分野で10年以上の
経験を持つエージェントに
転職相談(無料)
してみませんか?

あなたのキャリアに関する相談相手として、現在の状況に耳を傾け、これまでのご経験や今後のポテンシャル、
将来の展望を整理し、よりふさわしいキャリアをご提案します。

  • 転職成功者の90%以上が
    対応に「満足」と回答

    キャリアと並走して
    長期的・継続的にサポートする活動に
    多くの方から賛同いただいています。

  • 転職ありきではなく戦略的に
    状況を見極めて案件を紹介

    今後のキャリアの可能性を
    探りたい方にも希望や適性を
    踏まえて本音でアドバイスします。

  • 転職決定者の70%以上が
    年収1,000万円以上を獲得

    圧倒的な求人情報量があり
    ご相談いただく多くの方が転職前よりも
    好待遇で就業されています。

1分で完了 無料登録・転職相談

現在約6000人以上が登録中!
転職活動にすぐに役立つ
メールマガジン(無料)もございます。

メールマガジン登録(無料)