Campus Report 2003

関 伸彦 to Sloan School of Management, Massachusett Institute of Technology(全28回)

MBAホルダーへの道

Vol.20 油断するとあっという間に太る

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つい先日、メジャーリーグのワールドシリーズが終了し、地元ボストンのレッドソックスが優勝を収めました。ご存知の方も多いと思いますが、これは実に86年ぶりの快挙であり、これまでレッドソックスがワールドシリーズで勝てない理由とされてきた「ベーブ・ルースの呪い」がようやく打ち破られたということで、地元は大変な盛り上がりを見せています。

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優勝の当日の晩には、優勝が決まったのが深夜で、しかも敵地であるにもかかわらずレッドソックスのホームグラウンドであるフェンウェイ・パークには大勢の人が集まり、夜通 し騒いでいたようです。昨日は、MITの象徴であるドームにまで、学生がつけたであろうレッドソックスのマークが付けられていました(写 真中央上の赤い点)。

へそ曲がりな私は、松井秀喜選手やNY出身の友人の影響で昨年の終盤からレッドソックスの宿敵であるヤンキースファンになってしまっており、ボストン市民にとっては快挙であるにもかかわらず、非常に不快な日々を送る羽目になってしまいました(笑)。

そして、ワールドシリーズの終了と共にボストンにやってくるのが、昨年も味わった厳しく長い冬です。既に気温は朝晩は5度近くになっており、秋物のコートでは寒さが凌げない日も多くなってきています。こうなると、テニスやゴルフなど屋外スポーツはもはやできなくなってしまうので、長い冬の間は身体を動かす機会が激減してしまうのです。

しかし、こちらの食事は高カロリーのものが多く、特にビジネススクールでは、ランチタイムを利用して色々な企業のCEOなどのスピーチが行われ、その際には必ずといっていいほどピザのランチが振舞われます。また、こちらではお茶などは売っておらず、飲み物といえば必ずコーラが出てきます(アメリカ人は本当に水代わりにコーラを飲んでいます)。なので、冬だからといって身体を動かさずにいると、あっという間に太ってしまいます。

昨年の我が家は、体重計が家に無く、このため自分達の体重の現状を直視することがありませんでした(現実から目を背けていたとも言えます)。その状態のまま夏に日本に帰り、久しぶりの焼肉やラーメンをむさぼり、さらに父とのアメリカ旅行でも「いかにもアメリカ」というバーガーやステーキを一緒に食べていたため、ついに8月末には「なんだか身体が重いな...」と自覚するまでに至ってしまいました。

妻と2人で「これはまずいよね」ということで、早速体重計を買いに走り、家で計ってみたところ...。とんでもないことになってしまっていました。実際の数値はとても恥ずかしくて話すことはできないのですが、自分がベストと考える体重よりも7kgも太ってしまっていました(渡米時にも既にベスト体重を上回っていた(笑)ので、どの程度アメリカで太ったのかは実際は不明ですが、少なくとも3kgはそうだと思われます)。

そして、そこからジム通いの日々が始まりました。幸いにも、MITには一昨年できたばかりの非常に素敵な総合体育施設(下記写 真)があり、学生はそれを無料で利用することができます。家族も、年間$200という、普通 のスポーツクラブなどと比べると格安の料金で利用することができるため、妻もそこに一緒に通 い、ダイエットに励むことにしました。このあたりの施設の充実度はさすがアメリカの私立大学、という感じですね。      

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外観

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内部(2階部分がトレーニングジム)

ジムには、授業後に妻と合流したり、夕食後に2人で車で出かけたりしながら、週最低3日(妻は毎日行った週も何度かあるようです)通 っていました。ジムでは、脂肪の燃焼に最も効率的という50分間のウォーキングを行ってきました。結局、当初の想像以上に長続きし、今でも同じペースで通 うことができています。このため、今の趣味は「ダイエット」と言えそうな状況です(笑)。結果 も上々で、これまでで4-5kgぐらいの減量に成功しています。ベルトの穴も、2段階ぐらい(ムリをすれば3段階ぐらい)は内側にくるようになりました。

昨年は冬は身体を動かさずに失敗したのですが、このようなジム通いであれば冬の間も身体を動かし、かつダイエットもできそうなので、この隙に、日本の社会人生活でなまりきってしまった身体を鍛えなおし、ベスト体重も達成して、素敵な身体を取り戻してやろうなどと画策しています。

結局何が言いたかったかというと、アメリカのビジネススクール、特に北部の寒い地域の学校では、勉強やネットワーキングなどにかまけて気を抜いていたり、冬だからといって身体を動かさないでいると、高カロリーの食料・飲料などの影響であっという間に太ってしまう、ということなのです。アメリカ北部のビジネススクールを志望される方、そして渡米直後の1年生の皆さんも心に留めておかれると良いかもしれません。

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