9月1日から2学期が始まりました。2学期はクラス替えになり、新しくクラスメイトになった人たちもいるので、新鮮な気分で迎えています。
1年生の2学期が山場だと言われるKBS。
基礎科目
<財務管理>
2人の教授によって、前半期間・後半期間に分かれて行われます。最初の2セッションは、財務管理の授業において必要になる基礎をレクチャー。その後は、ケースを利用して「企業価値」を算出していくという訓練をしています。12月のレポート課題の告知がありました。このレポートは、学生が任意で一企業を選択して、企業の財務体質などを研究するということが内容になります。財務管理の授業を受けながら最終的に知識の確認にもなるのではないかと思います。 そして、かなりの時間を要するはずです・・・。
<生産政策>
主に製造業の組織・仕組みなどを学びます。ケースだけではなく、工場見学や学生グループに分かれて生産管理ゲーム・発表などが行われます。今月は、コカコーラ多摩工場の見学がありました。工場見学をすることで実際に工場のラインがどのように動いているか、働いている人たちの生の声を聞くことで製造業を知ることができます。生産管理ゲームでは、グループがそれぞれひとつの製造企業になって発表は、課題2つ。
まず第一に、『バルブ組み立て』です。バルブが実際に配布されました。 作業員が、いかに効率よく、長時間バルブを組み立てることができるかを考えることがこの発表の狙いです。次に第2に、『設備管理』です。KBSの設備をそれぞれのグループが選択して、どのように設備が利用され、管理されているか、そして、長く利用していけるかなどが発表のねらいです。
<産業・社会・企業>
マクロ経済学を学んでいますが、マクロ経済をベースに環境問題・航空業界における規制緩和・社会保障制度(年金問題)・日本の財政政策などを扱いました。それぞれの問題は、私たちの生活に身近な問題であるので、マクロ経済を身近な問題から検証できるということが非常に役に立っていると思います。
専門科目
<企業再建論>
企業の再生をどうおこなうか。企業は、はたしてどのような方向性に進んでいくことが発展につながるかを建て直せた企業から見ていくというものこの講座の狙いだとおもいます。外部から講師をお招きして「企業再生」の話がきけることも魅力のひとつだと思います。
<経営革新II>
外部から実務家が先生として迎えられた授業です。先生ご自身の企業での豊富な経験と先生と学生とのディスカッション形式ですすんでいます。こちらの授業も外部から実務家をお招きしてシンポジウムが開かれる予定です。
<経済理論II(聴講)>
この授業の位置づけは、マクロ経済学をより詳細に学びたいと思う学生を対象に開講されています。したがって、「経済・社会・企業」の補講にもなっています。
上記は、私の場合ですが、学生によって専門科目がそれぞれ異なります。
このほかには、
統計学
マネジメント・コントロール
経営革新I
経営史
ネットワーク・リーダーシップ
企業倫理
産業経済分析
経営管理会計 など。