ただいまTerm3のファイナル試験真っ只中です。持ち帰りの試験を午前3時までかかってやり遂げ(問題の意味を読み取るのに大苦戦)、管理会計の試験用ケースが明日の午前9時に配布されるまでの間、束の間の休息です。本当は試験用の勉強でもすればいいのですが、やはりケースを読んでからでないと非効率だと自分に言い聞かせ今日だけはダラダラしてます(笑)。
さて1月20日から始まったこのTerm3ですが、アメリカでの就職を希望する学生の就職活動が本格的になる時期なので、少し楽なカリキュラムになっているんだろうなと思っていました、正直。ところがふたを開けてみるとそんなことは全くなくて、今までのTermと同様常にアサイメントの締切に追われていた様な記憶が蘇ります。
Fuquaには金曜日の18時頃から開催されるFuqua Fridayなる催しがあります。これは学校が食事とビールを提供してくれるパーティーみたいなものなのですが、このTermにはそのスペシャル版が2つありました。今月はこれを紹介させていただきます。
1つめはAsia Fuqua Fridayです。これはAsia Business Clubが主催して、アジアに関するイベントを通 じてみんなに紹介しましょうというものです。料理も中華料理を中心に用意されていました。以下のイベントが開かれていました。
(1) SUMO
かなり前から学校内にポスターがべたべたと貼られ、昼休みの食堂ではチケットが販売されていました。このチケット(5$くらい)を購入すると、教授相手に日頃のうっぷん(?)を晴らすことができます。
クラスメートの女の子も「SUMOチケット買っちゃったわ」と嬉しそうに話しかけてきたので、「え、やるの?」と驚いて聞いてみるとクラスRep(委員長みたいな役職)にプレゼントして彼を応援する、とのこと。このチケット売上は津波被害への寄付になるとのことなので、そういう目的で購入する人もいたようですが、かなり関心が高いことには間違いありません。
どこからこんな全身着ぐるみを用意したのかはわかりませんでしたが、知っている教授や友人が登場するとすごく盛り上がりました。こんな着ぐるみを着て相撲をとってくれる教授陣が好きです。人垣が何重にも重なる程の人気でポジション確保が大変でした。
(2) 習字
日本、韓国、中国人による「あなたのお名前外国語で書いてあげます」サービスです。好きな国のところに並んで、自分の名前を伝えるとその国の文字にしてくれます。ちゃんと墨と筆を使って本格的です。昨年、ローリーダーラム空港で首に「兄弟」と刺青した人や、フィラデルフィアのカフェですっごいムキムキの腕に「愛」と刺青していた人を目撃して、アメリカでは漢字人気が高いんだなーとは思っていましたが、Fuquaでも結構な人だかりができていました。
アメリカ人のスコットがひらがなで「すこっと」と書かれた半紙を高々と掲げて友達に「Coolだろ?」と自慢している光景を見ると、とても微笑ましく思えました(笑)。
(3)折り紙
日本人同級生が主催してくれていたのですが、実際に折り紙を用意して体験してもらおうというコーナーでした。日本人の私が見ても「これってどうやって折るの?!」と思ってしまう様な高度な折り紙も置かれていて、学生の関心を引いたと思います。
(4)和太鼓演奏
近くの都市ローリーで活動されている和太鼓サークルのみなさんに演奏して頂きました。とても力強い演奏で日本人の私も和太鼓いーなーと思ってしまいました。
あと一つのファイナル試験を終えれば2週間弱の春休みに突入です。早く試験終わらせたい!