Campus Report 2003

小川 美弓 to The Wharton School, University of Pennsylvania(全25回)

MBAホルダーへの道

Vol.21 スキー&スケートで東海岸の冬を満喫

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2月初旬、Whartonの学生会主催でスキー・ツアーが催行されました。友人と4人で申し込み、フィラデルフィア郊外まで約2時間のドライブで、Blue Mountain Sky Resortと呼ばれるスキー場で一日スキーを楽しみました。また、NYのセントラルパークにある屋外スケート・リンクと大学のスケート・リンクでは、10年以上ぶり?のアイス・スケートにも挑戦。激寒のアメリカ東海岸の冬を、震えながらも大いに満喫しました。

2月終わりには、Chinese New Year Partyが開催され、昨年に引き続き、今年も遊びに行きました。上海でインターンをしていた時に仕立てたチャイナ・ドレスを着て出かけ、おまけにGreater China Clubのメンバーとして食事のサーブをしたりもしていたため、すっかり中国出身だと思われ、中国語の質問を受けて困ってしまったりする一幕もありましたが、おいしい中国の食事や美しい音楽・踊りと共に、友人との楽しい時間を過ごすことができました。

今回は、そんな2月の出来事についてレポートさせて頂きます。

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スキー場にて友人と共に

<San Franciscoに友人を訪ねて>

2月半ばの週末に、友人を訪ねてサンフランシスコへ行きました。昨年12月に、「日本へ帰って外資系の企業で仕事をすることが、本当に君のしたいことなのか?」という質問を投げかけて、今後の進路を考えるにあたり改めて自分自身を見つめ直し考える機会をくれた友人と、今アメリカで会える時にゆっくり会って話しておきたくて、また、日常を離れてじっくり考える時間をとりたくて出かけたサンフランシスコです。

香港で生まれ、高校時代にカナダに移り住み、アメリカの大学を卒業後、アジア各国およびアメリカ西海岸で仕事をしていた友人は、UC Berkley HAAS Schoolに合格して入学するも、さらに新たな環境と変化を求めて数ヵ月後にフランスのINSEADへ再入学。卒業後、IBMのChange Management的な部署で仕事をするべく、3月初旬にボストンへと引っ越す予定となっています。

「いつかはアジアへ帰って中国・香港で仕事をしたい。でも、今はまだ帰る時ではない。落ち着こうと思えば、いつでも落ち着くことはできるから、今はまだ自分をどんどんプッシュして居心地の悪い場所に身を置き、新たな世界に挑戦し、Exploreし続けたい。自分にとって何よりも大切なのは"人"であり、辛いことももちろんあるけれども、新たな世界に身を置くことで、新たな人との素晴らしい出逢いがあることを期待して生きたい。」、と。

その友人の生き方や価値観は、ある意味で私の理想・望む生き方そのものです。唯一にして最大の違いは、国際的感覚の身に付き度合いと語学力の差で、彼は、香港で生まれ育ち、早くから広い世界に出て頑張り続けてきた結果 、英語・広東語はもちろん、中国語・フランス語・スペイン語までをも話します。

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Chinese New Year Partyにて友人と共に

今後の目標や夢、これまでの経験や生い立ち・家族のこと等について、友人と色々と語り合い、合わせて一人でじっくり色々と考えを巡らせる中で、「私はあくまでも"私"なので、たとえ価値感や人生の最終目標がその友人と似ていたとしても、そこへ辿り着くために同じ路を歩む必要があるわけではなく、目的地へ辿り着くために無数にある路の中で、私自身に合った路を選ぶことが一番であり、違う路を歩みながらも、良く似た目標をもっているが故にいずれどこかでまたバッタリ出くわしたり、路が交差したりする可能性があることこそが素晴らしい」、ということに気付きました。

今の私に大切なのは、「長期的な人生の最終目標をしっかり確認すること」、「今後"私"が実際にどこで何をして生きていくことが、その時その時の自分にとって幸せであり、かつ、人生の最終目標の達成につながるのか?、を考えること」だと。

昨夏に大変お世話になったインターン先の会社、及び、その後も続けてきた就職活動を通 じて、様々な業種・企業の方々と素晴らしい出逢いをさせて頂く中で悩みが増え、さらには、友人から本質をついた質問を投げかけられハタと立ち止まってしまったり・・・と、随分長い間、今後の進路について考えて続けてきましたが、この2月の週末にまとまった時間を作り、考えを整理した結果 、ほぼ結論に到達することができました。

昨年12月に改めて考えるきっかけを作ってくれた友人、及び、長い間考え悩み続ける私に助言を下さったり体験談をお聞かせ下さったりした友人・知人の皆さまに、大変感謝しています。この場をお借りして、「本当にありがとうございました」。

<Marketing Project>

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Barnes Foundation

New Product Developmentの授業では、6週間のコースを通じたチーム・プロジェクトとして、新製品開発プロセスを疑似体験しました。最終的に、各チームが開発した新製品の宣伝広告をシンプルな1ページ分のwebに載せ、Whartonの学生の投票でどの新製品が最も市場に受け入れられ成功しそうか?を競うことを一つの目標としつつ、まずはブレーン・ストーミング等のアイデア出しから始まり、Conjoint Analysisを用いた最適な製品特性の決定、Bass Diffusion Modelを用いた将来の売上予想に基づく損益見通 しまでを行う、というものです。

6人で作ったチームの中に、tech savvyなメンバーが二人いてくれたので、彼らがどんどんと最新技術を用いた便利アイテム等々を考えて提案してくれる中、私を含めた残る4人は必死でそれらの製品アイデアを理解しようと頭をひねる・・・というミーティングを繰り返した後、リモコン技術を用い、面 倒なコード接続をしなくてもiPodの音楽を部屋や車のスピーカーで楽しむことができる!という製品を主軸にしてプロジェクトを進めることに決定しました。

その後は、Marketing用のモデルを用い、製品特徴の理想的な組み合わせを考えたり、売上の将来予測をしようと頭を悩ませたり・・・、最終的にはwebページを作ってプロジェクト終了。結果 は、なんと、クラスで10以上あったチームの中、ダントツで一番の支持を獲得。新製品開発プロセスを楽しみながら疑似体験した上に、最高の結果 まででて、何とも楽しく実りの多いコースをなりました。最初のアイデア出しの時点で、様々な新技術を元に多くのアイデアを出してくれたチームメイトに感謝、感謝です。

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