ペルーにて友人や現地の子供達
1月初旬に始まった春学期も前半が瞬く間に過ぎました。今回は、INSEADへの交換留学へ行けることになったという知らせを受けとり、色々と熟考した末に卒業後は東京でコンサルティングの仕事に就くことを決め、友人と共に春休みにペルー探検に出かけ、Whartonでの本当に最終のQuarterが始まった・・・3月の出来事についてレポートさせて頂きます。
<INSEADへの交換留学決定>
3月に入ってすぐ、かねてから希望していた"INSEAD(FranceのFontainebleau Campus)への交換留学に行けることになった"という、うれしいメールをMBA Program Officeから受け取りました。WhartonとINSEAD(France・Singapore両校)は大規模な交換留学プログラムを提携しており、常に25~30人を上限とした生徒が互いに行き来して学んでいます。
時期(夏も含めて基本的には一年中可能)と期間(約2ヶ月のquarterもしくは約4ヶ月のSemesterのいずれか)を選んでApplication・エッセイ(How does participating in the exchange program fit/help me to achieve my personal and career goals?)・成績表を提出して結果を待つ、というシンプルなプロセスです。私は、Whartonで学べる期間中は、可能な限り長くPhiladelphiaで・Whartonで友人と共に時間を過ごし、また、授業を履修したいと考え、人との出逢いや視野を広げるための交換留学には、Whartonでの2年間のプログラムを終了した後の夏学期(5月・6月)に参加したいと考えて申し込みをしました。
が、同様に考える人が多いようで、かつ、5月・6月のフランスの気候が非常に良いということもあり、例年、夏学期の交換留学希望者は枠を超えてかなりの競争率になってしまいます。昨年秋の第一ラウンドの専攻では希望が叶いませんでしたが、今回2月末の第二ラウンドの専攻では何とか希望が叶えられることとなり、とてもうれしい3月の始まりとなりました。
<卒業後の進路決定>
昨夏から考え悩み続けた卒業後の進路をついに決定し、東京のBain & Companyにてコンサルティングの仕事に就くことを決め、頂いたoffer letterに正式にサインをして東京事務所へ送付させて頂きました。昨夏のインターンのための就職活動に始まり、昨秋以降、卒業後フルタイムのための就職活動において会ってお話しさせて頂く機会を下さった企業の皆さま方、アドバイスを下さった皆さま、今後について悩み考える私を支えて下さった皆さま、(この場をお借りして)本当にありがとうございました。
<春休みにペルー探検>
1月にプエルトリコへ一緒に旅行した友人と二人して、春休みにペルー・ツアーに参加しました。ビジネス・スクール生をターゲットにしたペルーの手配旅行を専門に扱っている旅行会社の主催によるもので、今回は、Whartonから約60名・Columbiaから約15名の参加による一大ツアーでした。
10日間近くと共に過ごしたことで、Whartonでの2年間も終わりに近づく中、新たな友人と親しくなることもでき、"こんな時期になってから互いに深く知り合えるなんて、うれしいけれども、とっても残念だ"・・・とボヤきながら。・・・南米時間?なのか、ツアー途中の集合時間になってもいるのは、アジア系の友人と私の二人だけ?で、毎回30分ほど経過しないと75名全員が揃うことはない・・・という意味では、少し"ツアー"のストレスを感じましたが、個人旅行とはまた違った楽しみもあり、充実した春休みとなりました。
<MGMT 801 Speaker Series>
春休みが終わった直後の3月15日、Entrepreneurshipの授業で、実際の起業家の方をスピーカーとしてお招きし、お話しを聞かせて頂く機会がありました。
起業家が起業をする一番の理由は、金銭的な成功ではなく、自分自身の達成感や充実感を得るためであり、そのためには、自分にとって最も大切な価値感が何であるのか、自分が本当にしたいことは何であるのか等々をじっくり考え、何よりも自分自身を良く知ることが大切である、とのことでした。日頃、自分が"自分"であると思っている自分が、本当に本当の"自分"なのか?と、じっくり考えることが大切だ、と。
本当の自分や自分の価値観を知るための簡単なエクササイズをした際に、聞かせて頂いたお話がとても印象に残りました。
"あなたは、今ここにいる。あなたは正しい一瞬を選んで、今ここにいる。今、ここにあることを感じて。あなたの周りにいる人々をしっかり感じて。自意識や将来への意識を全て除いて、ただ、今ここにいる自分をしっかり感じて。人生に感謝をして。Up downがあっても人生は人つながりになっていて、どんなことがあったとしても、それがあなた自身の人生であり、あなたは正しい道を歩んできて、今ここにいる。・・・"