夏休みが明け、9月から2学期がスタートした。今月からは授業はほとんど取る予定はなく、修士論文に集中する予定である。修士論文については、事例調査のため、インタビューの機会が非常に多くなる。
【ロジスティックス論】
当校の講義の中には、基金寄附講座がある。本講義のそのひとつであり、非常勤の特別研究教授によるものである。講義の目的は以下のとおりであり、自分にとってロジスティックスの概念・定義などが違った角度で捉えるチャンスであると感じたため、受講する。
「1960 年代のアメリカにおいて軍事技術のビジネス・シーンへの採用が盛んだった時に物流管理のシステムとして導入された。それ以前の物流管理が輸送・保管・荷役といった活動の管理を中心とするものであったのに対してロジスティクス・マネジメントは商品を流通させるための体系を管理するものと位置付けられる。そのため、ロジスティクスは企業の経営戦略、マーケティング戦略と密接に関係し、合理化・コスト削減だけに目標を置くのでなく、企業の戦略に対する貢献性を重視するものである。」(講義説明より抜粋)
授業の進行は、ディスカッション形式であり、経営とロジスティックスの関係性を理解するように進められている。また、1年生には、各個人発表があり、彼らの経験などからロジスティックスを考え、また全体で知識を広めるように努めている。2年生には、でレポート課題の提出を予定されている。
【修士論文】
事例調査方法は、仮説実証型であり、一社追求としているため、一社内において多くの立場の人にインタビュー対象者として依頼している。今月は、夏休みに行ったインタビューのまとめと再度のインタビューを依頼し、まとめる。また今後の予定として国内外にインタビュー対象者がいるためのアポ取りなどにも終止してしまう。
私の場合、「因果関係図」という手法を用いているため、インタビューの結果などもその関係図に当てはめる作業が多く、その図をもとにディスカッションをおこなっている。9月10月11月は、事例調査を行う月として進めていくことになる。