【ロジスティックス論】
評価方法は、1年生は、各学生による講義内発表であるが、2年生は、レポート提出。 テーマは以下のとおりである。
「自分が経験したロジスティックス」 ロジスティックスを広義にとらえ、仕事でかかわった経験、個人の生活でかかわった経験など、広く自由に許される内容である。本講義は、企業内だけでなく、日本国内外、震災時、環境問題とのつながりなど多岐にわたる視点において講義されてきたと思う。本講義は、今月で10回の講義をすべて終了した。
【修士論文】
今月は、事例調査の先月に続き、事例調査を中心に行っている。事例調査は今月が最終月であり、最後の調査対象地としてタイを選択し、当地で行った。私のテーマでは、海外の生産拠点を主に調査しているが、他工場に関しては前職ですでに調査しているために、今回は新規に設立されたタイ工場を調査してきた。
時期的に海外に行くことが厳しい時期であると担当の講師からは言われていたが、主査および副査と相談した結果、タイにいくことになった。タイでは、工場設立に関するインタビューおよび工場運営に関するインタビューを日本人駐在員、タイ人管理者など多くの方に行った。帰国後は、タイ視察の報告・章立てなど最終的に行う作業の準備の月として費やした。
【ものづくりワークショップ】
昨年、生産政策の授業が主催で行われた「ものづくりワークショップ」は、一般人も参加できるパネルディスカッション形式のシンポジウムである。今年の生産政策の授業では授業内講義のひとつとしてカリキュラム化された。私の所属するゼミは、生産政策なので、手伝いを通して2度講演を聴くチャンスに恵まれた。今回の主な内容は、以下のとおりである。
「国内のモノづくり現場における人材育成と改善活動に焦点を当てたパネルディスカッションを行いました。」3社を招聘し、当校の生産政策を担当されている教授・講師とのパネルディスカッションが行われ、実務家による視点も聴けたことは、修士論文などにも活かせる内容であり、今後、このシンポジウムは生産政策のカリキュラムのひとつの柱になると思われる。