デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー株式会社(以下「DTFA」)は、事業再編・再生の実行支援として、2014年10月1日よりチーフリストラクチャリングオフィサー(Chief Restructuring Officer: CRO)サービスの提供を開始したと発表した。
CROサービスとは、再編・再生領域にある企業に対し、CRO等を派遣することで、リストラクチャリング戦略の策定および実行、債務リストラクチャリング、債権者との交渉等の緊急時のマネジメントを会社側に立って危機の打開に取り組み、再生等の目的を達するためのサービスの模様。
DTFAは、事業再生や暫定経営陣としての経験・実績の豊富な沖本普紀氏及び石坂弘紀氏が共同代表を務めるアンカー・マネジメント株式会社(東京都港区 代表取締役 沖本普紀、石坂弘紀)を10月1日付けで完全子会社化し、デロイト トーマツ アンカー マネジメント株式会社と社名変更。
これにより、DTFAは既存の事業再生アドバイザリーという業務領域に加え、経営者の派遣を含めた計画の実行にコミットするCROサービスを含めた事業再編・再生に関する総合サービスを提供できるようになる。また、デロイトおよびトーマツグループのグローバルネットワークと連携し、ファイナンス、ガバナンス、人事、マーケティング、システム、不動産などに関する専門性を活かした付加価値の高いさまざまなサービスを提供するとの事。
尚、デロイト トーマツ アンカー マネジメントは、今後3年間で20人規模の派遣経営者人材を擁する陣容となる予定。
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