デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー合同会社(東京都千代田区、代表執行役社長 福島 和宏、以下「DTFA」)は、M&Aに関するアドバイザリー業務およびコンサルティング業務を手がける株式会社TMAC(東京都千代田区 代表取締役社長 古川英一、以下「TMAC」)の全株式を取得しました。これにより、TMACはDTFAの完全子会社になり、同社の現経営陣の下で独立した法人として存続しつつ、デロイト トーマツ グループの一員になります。
TMACは1999年1月に設立され、約20年に亘る業歴の中で、400件余の案件取扱実績を有するM&Aアドバイザリーファームです。同社は主に、中規模M&A案件に関するアドバイザリー市場(以下、「ミドルマーケット」)において、国内外の上場、未上場企業を含む豊富なM&A案件実績を有し、多数の経験を積んできた役職員を中心に、高い専門知識をもって業務を行うことで、日本経済発展への貢献を果たしてきました。
DTFAは、国内最大級のビジネスプロフェッショナルグループであるデロイト トーマツ グループにおいて、ファイナンシャルアドバイザリーサービスを担い、「M&A」、「クライシスマネジメント」の2分野を主要な事業領域としております。M&Aについては、買収・売却検討などのオンディール(取引実行)の領域のみならず、マーケットリサーチや戦略立案などの上流領域から、買収後の統合や再編・再生を含む下流領域まで、M&Aに関係・隣接するテーマについて、「End-to-End」で、あらゆるクライアントニーズに応えるサービス体制の強化を推進しております。
DTFAは今後、クライアントのニーズに応じたM&Aアドバイザリー業務をTMACのサービスと一体的に提供することにより、TMACが強みを持つミドルサイズのM&A案件(ミドルマーケット)に関して、TMACの持つ専門的な知見やネットワークと、DTFAがグローバル規模で有する幅広い専門性やリソースを融合することで、引き続き拡大が見込まれるミドルマーケット分野でのさらなる事業成長と案件カバレッジの拡充を目指す方針です。
デロイト トーマツ グループは、プロフェッショナルグループとして有する圧倒的な専門性・総合力と、データ・アナリティクスやデジタルテクノロジーに関する最先端の実践的知見を融合することで、経済社会や産業の将来像を指し示し、その実現に必要とされる経営変革と社会イノベーションを加速させる「経済社会の変革のカタリスト」となることを目指しています。今回の取り組みを通じて、引き続き拡大成長が見込まれる国内(主に首都圏)ミドルマーケットの分野のM&A関連サービスを「End-to-End」で強力に推進していきます。
【株式会社TMACの概要】
設立:1999年1月1日
所在地:〒101-0063 東京都千代田区神田淡路町2丁目3番地 淡路町トーセイビル6階
主な事業内容: M&Aアドバイザリー業務、企業戦略に関するコンサルティング業務
代表者:古川 英一
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