こんにちは。日本では、暑さも和らぎ、随分過ごしやすい日々になったと聞いています。ここBerkeleyはもともと快適である気候がずっと続いており、季節感という意味ではあまり秋が訪れたという感じがしません。ただ、ついこの間コアクラスが開始したかと思いきや、Midterm（中間試験、レポート）が終わり、２週間後にはFinal（期末試験）が控えているということを考えれば、意識しないうちにも時は刻々と過ぎ去っていっているのだなと実感します。
当初授業の内容を主に書いていこうと思ったのですが、他のビジネススクールの友達と連絡をとって話しをしてみると、コアプログラム期間中の授業はどこのビジネススクールも同じように感じました。大半のビジネススクールでは使用する教科書も同じですし、Reader（ケーススタディを含む教材）の構成も似通 ったりしています。ですので、他のレポーターの方々がかなり授業の内容に触れているみたいですので、私は今回、違った視点からMBAライフを描いてみようと思います。
三種の神器
MBA生に必要なものはいろいろとありますが、1ヶ月以上こちらで生活したなか、独断であえて三種の神器を挙げてみたいと思います。
・ ノートパソコン
やはりノートパソコンは必需品です。Haasでは、教室、カフェテリア、中庭、ラウンジ、図書館など校内あらゆる場所で無線インターネットを利用することができます。学校で集まって行うグループスタディではメール、Excelを頻繁に利用します。メールはIMAP機能により、ネットワーク側にメールやフォルダーを保存できるので、どのPCのメーラーを使っても全く同じ環境でメールを見ることができます。加えて、HaasではオリジナルWebMail機能もあります。
あと、MyHaasと称して、自分のポータルサイトを全員が持っていて、各クラブの連絡、世の中のニュース等を自分に必要な分だけ取捨選択して、レイアウトも含めて、カスタマイズすることができます。
・ HP-12C
試験及び授業には計算機が欠かせません。HP-12CはFinancial Calculatorの一種で、データ分析が可能な統計機能、キャッシュフロー分析が可能な財務/金融計算機能がついており、MBA生の中ではベストセラーの計算機ではないでしょうか。普通 の計算機とは使い方が異なるのですが、一度慣れてしまうと普通の計算機には戻れません。
・ Palm
「最後は携帯でしょ？」と思った人も多かったのではないでしょうか？確かに携帯も必要ですが、MBAライフという観点からは、Palmの方がより重要な役割をしてくれています。私は日本にいるときからPalmを愛用していたのですが、MBA生活を始めてからはより一層活用しています。これは、授業以外にもCompany Presentations, Workshops, Forums, Club meetings, Group Study meetings, その他プライベートのイベントなどでやらなくてはいけないことが幾つもあり、頭で全て覚えておくのは至難の技だからです。
一日のスケジュールにおいても並行して２、３のイベントが重なることも多く、毎朝Palmで確認してから一日の行動を決めます。また、期限が決められたTo-do'sがいくつもあるので、Palmでそれらを管理しておくのは非常に便利です。
Consumption Function/BOW
Consumption Functionは毎月2回、金曜日にビジネススクールの中庭で行われます。毎回異なるStudent Clubが主催し、エスニック料理、ビールなどが振舞われます。毎回テーマが違うので、中庭がいつの間にか野外クラブに変わり、サルサを踊ったりすることもあります。Networkingの象徴ともいえるイベントでしょう。
また、毎週水曜日の夜はBar of the Week(BOW)と称して、サンフランシスコを含め、必ずどこかのBarが指定されます。これらのイベントへの参加は任意です。参加するとなると、その分睡眠時間を削ることになりますが、ストレス発散、2年生及び他のクラスの人と交流するのにいい機会です。
＃今回の写真：一つ目が三種の神器。PCの画面はBerkeley オリジナルのWebMailです。二つ目がアメフト試合の模様です。Go Cal Bears!!
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