半年振りに東京に戻ってきました。MBA学生の中には、アメリカ生活が気に入って現地で就職活動する人も多いですが、僕は日本の生活が肌に合うようです。今回は、日本での就職活動について報告します。
Tokyo Winter Career Forum
12月19日、20日に池袋サンシャインシティでディスコの主催するキャリアフォーラムがありました。今年はメーカーやIT関連の企業を中心に36社が参加していました。ボストンのキャリアフォーラムと比べて、金融機関はほとんど参加していませんでした。東京のキャリアフォーラムもボストン同様、メインは新卒学生です。会場には海外から一時帰国した留学生が大勢いました。来年の5月・6月に卒業する学生に対するパーマネントの募集が中心ですが、サマー・インターンシップを募集している企業もあるので、MBA1年生が参加するメリットも十分にあると思います(会社数も少ないので、すでにボストンに行っている人は敢えて参加する必要はありません)。
当日は人気企業のブースでは整理券が配られ、午前中で締め切りとなるところもありました。こうした人気企業に対しては、事前にインターネットから応募するか、当日朝一番に訪問する必要があるようです。面 白かったのは、多くの学生の使っている履歴書が日本のもの(手書きで写 真付き)だったことです。僕はアメリカで作ったレジュメとその日本語訳を持っていきましたが、特に問題なさそうでした。会場内には面 接ルームが併設されており、企業によっては役員面接も会場内で行うようです。後日本社で面 接というところもあります。
僕はメーカーと小売を中心に企業を回りました。そのうちの2社と面接しましたが、残念ながら今回はご縁がなかったようです。僕は卒業が来年の12月なので、今回の目的はインフォメーション・インタビューを通 して転職者に対する企業のニーズを調べることにありました。その意味ではだいぶ感じが掴めてきたと思います。転職者に対しては即戦力となることが求められることから、僕のように金融からマーケティングへのキャリアチェンジは難しいようですが、中にはしっかりと話を聞いてくれる企業もあるので、チャンスはあると感じました。次回のボストンのキャリアフォーラムには、しっかり企業研究して望むつもりです。
Tokyo Career Fair
上記のキャリアフォーラムと同時期の12月20日、21日に東京ビックサイトでリクルートの主催する留学生を対象としたキャリアフェアもありました。僕は今回、少し体調を崩したため参加できませんでしたが、こちらもメーカーやIT関連の企業を中心に42社が参加していたようです。
僕の次の就職イベントは、来年のボストンになりそうです(なお、来年2月にはサンフランシスコで、7月には東京でディスコの主催するキャリアフォーラムがあります)。キャリア・インキュベーションさんからもコンサルティング業界や外資系企業のマネジャーの募集状況を連絡いただいているので、それらを参考に企業研究を進めるとともに志望動機を固めていきたいと思います。