Campus Report 2002

服部 奨 to London Business School(全33回)

MBAホルダーへの道

Vol.23 交換留学制度

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今回はLondon Business Schoolの交換留学のプログラムについて触れたいと思います。 殆どの海外のビジネススクールは他校との交換留学プログラムを用意しています。London Business Schoolは学校の選択肢、枠の数からみても非常に充実した交換留学プログラムを有していると思います。

London Business School の交換留学プログラム

提携先はUS (Columbia 3, Wharton 4, MIT 2, UCLA 3, Haas 4, Michigan 4, NYU 4), スペイン(IESE 4), 中国(CEIBS 7), 日本(慶応 2, 一橋 1)など合計31校で、100以上の枠があります。毎年学年の30-35%の学生が交換留学に行き、ほぼ同数の学生が交換留学に来ます。2年生の1学期間(通 常秋学期か冬学期)を他校で過ごします。

交換留学の目的

他の学校で1学期を過ごす目的は学生によって様々ですが、大きく以下の3パターンに分類できます。

(1) 生活経験・語学習得目的

一番多いのがこのパターンです。とにかくその国で生活し、併せて語学を勉強したいと考えて留学するケースです。特に中国・スペイン・南アフリカ組に多く、将来その地域でビジネスをするために今からネットワークを広げることも視野に入れている学生もいます。    

(2) 選択科目・教授目的

同じく多いのが、特定の専門分野を勉強するために、その分野に強い学校に行くパターンです。例えばTech系のキャリアを目指す学生がMITに行ったり、メディア・エンターテインメントでのキャリアを目指す学生がUCLAに行ったりします。

(3) 就職活動・ネットワーキング目的

最後に、就職活動や特定業界でのネットワーキングを目的に交換留学に行くケースです。これはUSからの学生がUSの学校に行くケースが殆どです。US以外の国での就職であれば、ロンドンにいて不利になることは殆どないからです。特に2004年卒業の学生の就職戦線は厳しいため、アメリカ人の学生で出来ればロンドンで働きたいと考えていた学生がアメリカにUターンしているケースも少なくありません。

私は実際に交換留学を経験していないので、実際に秋学期を他校で過ごした他の学生の体験談をご紹介したいと思います。

〈Justin Kingの場合〉

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1人目は1月からポーランド人のLuke(慶応BSへ交換留学に旅立ちました)に代わりFlat MateになったJustin Kingです。

Background:ダイムラー・クライスラーでプロダクト・エンジニア
Undergraduate:ミシガン大学で機械工学
Country:アメリカ合衆国
Exchange:CEIBS(China European International Business School)上海にある中国NO.1のビジネススクールです。
Why exchange/ Why CEIBS:卒業後に中国で仕事をしたいので、以前台湾で身につけた中国語を磨きたかったことと、学期の前後の時間を生かして、インターンを経験したかったから。また中国人学生とのネットワーキングも目的の1つ。
Best experience:CEIBSでは工場見学等が授業に多く組み込まれており、製造業のオペレーションに興味のある自分には非常に面 白かった。また学期が早く終わる(11月前半)のを生かしてバス製造会社でのインターンを経験することが出来た。上海にいると外国人コミュニティーが存在するが、そこを抜け出して、本当に中国人しかいない環境で仕事をした経験は何物にも代え難いものとなった。
What's different from LBS:授業中の教授・学生間のやり取りは圧倒的に少なく、講義を受けているという印象が強い。また学生の7割以上が中国人なので、学生の多様性という面 ではLBSには及ばないと思った。

〈Matt Hendersonの場合〉

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2人目は1年目のStudy Groupが一緒だったMatt Hendersonです。Groupのムードメーカーでありながら、仕事もきっちりこなすナイスガイです。

Background:T-Mobileでアナリスト
Undergraduate:オタゴ大学で経済学
Country:ニュージーランド
Exchange:MIT
Why exchange/ Why MIT:ヨーロッパで今後も仕事を続ける事になると思うが、アメリカに一定期間住み、彼らの考え方を理解することは後々のためにプラスになると考えたから。また今後もテクノロジーのエリアで勝負したいと思っている自分にとって、MITは魅力的に映った。
Best experience:MITにはテクノロジーのバックグラウンドの学生が多く、またビジネススクールの授業に理科系の修士・博士課程の学生が出席することもあるため、テクノロジー寄りの授業のディスカッションには深みがあった。
What's different from LBS:LBSの持つ学生の多様性は感じなかった。アメリカ人以外もアメリカで教育もしくは職業経験を積んだ学生が多かった。逆にカリキュラムなど、MBAの中で学ぶ内容は限りなく同じだと感じた。

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