【入学式&入学ガイダンス】
今年の入学式は、4/5(月)に行われました。自分は最終出社日が4/2(金)と、本当に直前まで働いていましたので、正直かなり慌しいMBA生活の始まりとなりました。 一橋MBAの入学式は、学部生や他の研究科の大学院生と合同で、兼松講堂行われます。午前中に式が行われ、本学商学部出身である楽天/三木谷社長もゲストスピーカーとして登場し、野心をそそられるような、自分にはちょっぴり刺激的な式になりました。
午後からは、(1)大学院生全体のガイダンス、(2)商学研究科全体のガイダンス、(3)経営学修士コース(以下、MBAコース)のガイダンスの3つが行われました。 次の日には、(1)ネットワークライセンス講習会、(2)MBAコース2年生による歓迎会、及びキャンパスツアーが行われ、これらのガイダンスを経るとなんとなく、国立キャンパスでなんとか迷わないで、学生生活をこなせるようになると思います。
【入学時合宿】
入学した週の金曜日から土曜日にかけて、チームビルディングを目的とした合宿が行われました。内容は、通 常の授業とは異なり、『ディプロマシー』というゲームを行い、戦略の重要性を体験するというようなものでした。
夜には、懇親会が開催され、同じM1同士や、上級生や教員の方々と交流を深める良い機会となりました。また、翌日の土曜日にはM2の方々とのセッションが持たれ、学校生活や就職活動などといったことについて、説明を受けたり、グループに分かれて質問をさせていただく機会がありました。自分達はここで、一年間の学校生活の大まかな流れを、実際に体験した方から聞くことができました。
【履修登録】
入学一週目の木曜日から早速、授業が始り、私達学生は履修科目選びに入ります。これがまた新入生にとっては、この時期の一大関心事です。
ちょっと大枠を説明しますと、HMBAは一年間が夏・冬の二期制となっています。それを2年間で合計32単位 を取得すれば、修了となります。内容としては、演習が8単位(一年次/古典講読×半期2単位 、2年次/ワークショップ(含、ワークショップレポート)×通年6単位 )と、他のコースワークが24単位(ただし、うちコア科目から6科目12単位 以上)です。
今の自分の感覚では、普通に学校生活を送っていれば、単位が足りなくて卒業できないということはないかなと思っています。端的に言えば、一年生の夏冬、二年生の夏に5コマずつ履修すれば、二年生の冬にはワークショップ(いわゆる、ゼミ)のみでも修了が可能という計算です。ただ、一年生の実際の履修科目数は、意欲的な人が多いせいか、だいたいコマ数にすると5~7コマ(10~14単位 分)というのが平均のようです。
【MBA生活が始まる前に終わらすことができるものは、やっておこう!】
MBA生活がスタートすると、まるでロケットブースターに火がついたように、いきなり忙しい毎日が幕を開けることになります。
科目によっては、初回の授業から予習の上、レポートの提出を求められたり、入学前に予め予習しておくようにと指示された統計についてのテストが行われたりと、"学校生活にはゆっくりと慣れていこう!"と思っていると最初から自分だけ置いていかれるような事態になりかねません。特に一橋(国立)MBAの情報は、あまり外部に対して流れていないようなので、入学してからその忙しさにア然とした人もいるようです(正直、自分もそのクチでしたが...) 。
特に、最初のうちは学校がどのようになっているか分からない上に、生活のリズムも作れていないので、授業の予習と課題をこなすだけでも精一杯という日々が続くかと思います。ですから、学校生活が始まる前に終わらすことができるものは、できるだけ終わらせておくのがベターかと思います。
自分の場合は、学生支援機構(旧、日本育英会)の奨学金を利用するつもりでしたが、仕事が最後まで忙しかったことを自分自身への言い訳にして、申し込みのための準備を何もしないまま入学式の日を迎えてしまいました。すると、MBA生活が始まってから、学部時代の教授にアポを取って推薦状をもらいに行ったり(一橋大学大学院の一年生は学部の先生から推薦状を頂く必要があります)、役所に印鑑証明や所得証明などの各種の書類を揃えたりするのに思った以外に時間を費やすことになり、かなりタイムマネジメントに苦しむことになりました。他に、授業料減免等の手続きも提出する書類が多く、意外と時間を要するようなので、注意が必要かと思います。
今、Vol.2を書いているのは4月の4週目。すでに、夜中も3時を過ぎてしまいました。 最近、やっと授業のガイダンスも終わり、本格的に授業が行われ始めたところです。履修登録が終わったあと、授業に出て行くと、早速、山のような課題を頂きました。結局、6科目履修したのですが、「ホントにこんなに履修して良かったんだろうか...?!」と思うような毎日です。とりあえず今は、一息つけるはずのゴールデンウィークまで、がんばろうと思います。
それでは、また次回!