Campus Report 2004

相野 勇雄 to Hitotsubashi University Graduate School of International Corporate Strategy(全19回)

MBAホルダーへの道

Vol.3 初のオアシス到着?!

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【やっと辿り着いたオアシス】

MBA生活が始まってから約一ヶ月。やっとの思いで、ゴールデンウィークに辿り着きました。前回も書きましたが、ある程度は覚悟していたものの、正直ここまでハードな生活を送ることになるとは、思ってもいませんでした。何も言わなくても、経営戦略・マーケティング・古典講読と必ずレポートを週3本書かなければならないのが、毎週のスケジューリング上、頭の痛いところでです。

自分の場合はまだ要領が掴めていないせいか、上記の3つのレポート作成にどうしてもそれぞれ2日間はかかってしまいます。そこに、企業評価分析や証券基礎論のレポートが重なってきたりすると直ぐに手元の課題がスケジュール帳から溢れ出してしまう状態でした。 そのような状態で何とか時間をやりくりしてきていましたので、飛び石となった一日の休日とその後の5連休は、自分に休息と、レポート作成&予習の貯金を作るのに絶好の機会となってくれました。

【What does "GW" stand for?】

通常、世間で5月ごろに"GW"という文字を見ると"Golden Week"というものを想像するようです。確かに自分たちも授業はなかったのですが、私たちの中には"GW"がどうしても"Group Work"としか見えなかった人も多かったようです。

自分の場合は、マーケティングのグループワークが入っており、ゴールデンウィーク中も20通 ほどのメールの遣り取りをしてそれをこなしていました。ただ自分が知っている中だけでも、人材マネジメントという科目のグループワーク含めて5連休中3~4日も国立キャンパスまで足を運んだ人もいたようです。

自分もなんだかんだ言って、完全に学校の勉強をオフにしたのは、最初の5/1(土)だけでした。その日も学校まで行って、同級生が開いてくれた"クリティカル・シンキング"の勉強会に出席した後、夜は大学時代のサークルの皆で同窓会。残りの4日間は睡眠時間だけはたっぷりと確保できたものの、時間の遣り繰りがうまくないせいか、結局残りは上記のマーケティングや経営戦略、及び古典講読、そして証券基礎論の課題をこなすのに充てることになってしまいました。

このままの生活を続けると夏休みまで、遠出はお預けとなりそうです。(苦笑)

【履修科目】

前回のキャンパス・レポート執筆時には未定だった履修科目が確定したので、載せておきます。コマ数は、平均的。履修した科目の殆どは、他の一年生も履修しているもので結果 的にバランスがとれているのですが、敢えて言えば若干自分の場合、会計・ファイナンス方向のキャリアを継続することを意識した構成になっているかもしれません。

自分が履修した科目は、以下の6科目です。
[※...うち、コア科目 *...演習(必修)  無印...選択]

時限 科目名 履修理由etc.
月3 財務会計(※) ・実務で散々やった分野でしたので、逆に履修する必要があるのかどうか迷いました。ただ、『コア科目なので、やっぱり履修しておいたほうが良いかな...?!』という部分と、『この授業だったら、皆に貢献できたりするかな?!』と思って履修しました。
月4 企業評価分析 ・入学したら是非とりたかった授業の一つです。会計・財務・経営の融合というのは、自分のテーマに非常にマッチしていると思っていまいた。一年生で履修すると多少、授業全体のバランスがきつくなるかも...とは思いましたが多少無理をしてでもとってみようと思いました。
火2 経営戦略(※) ・これも多くの一年生が履修する人気授業です。『わかりやすく、面 白い』という評判を多く聞きましたが、反面『大変』『つらい』という噂もチラホラ。自分もまだ数回の授業を受けただけですが、その両方の評判の正しさ(?) を認識する今日この頃です。
水3 証券基礎論 ・一年生でこの科目をとっている人は、全体の10~15%程度でしょうか。ただ、自分の場合は、株式投資の利益も学費の足しにしているので、興味と実益(?) を兼ねられたらと思い履修することにしました。
木2 マーケティング(※) ・あまり自分の専門性と違う分野という印象を受けたので当初は履修しないつもりでした。ただ、初回の講義に出てみて、なんとなく『おもしろいかも...?!』と印象に残ったのと、キャリア全体のバランスとしても、この時期にもう少し視野を広げる余裕があってもいいのではと思いなおして、履修することにしました。
金2 古典講読(*) ・...?! 必修科目です。

上記の実際に履修した科目以外にも、多くの一年生が履修している科目で、履修しなかった科目があります。一つは、人材マネジメントです。こちらは、選択科目ですが一年生も多く履修していると聞きます。MBAコースディレクターである守島先生が教鞭をとり、人事を専門としない、人事労務管理の受け手にもわかる人事の考えを教えてくださるそうです。

この科目も今後の自分自身のキャリアを考えたり、自分が管理職にステップアップした時に参考になるかと思って履修を検討しました。しかし、修了後に専門としそうな科目から履修を決めていくと、勉強をこなせるボリュームの中にこの科目を収められそうもなく、今期の履修は見送ることになったのでした。

もう一つは、企業データ分析(コア科目)です。統計学をベースとして、ExcelやSPSSという統計ソフトを使って様々な課題をこなしていく授業です。後期の国際金融(コア科目)を取る上では、この授業を取っておくことがカリキュラム的にマスト条件となっています。加えて、自分の場合は、仕事の幅をファイナンス方面 にも広げていこうとするとそれら知識が必須だと思っていましたので、統計を嗜んでおくことも重要だと思っていましたので、当初は履修を考えていました。

HMBAでは入学前にリーディング・リストが送られてきて、今年の場合は経営・会計・統計について、予め基礎的内容については理解を深めておくことが求められます。ただ、自分の場合はちょうどその時期にはグループ再編プロジェクトの仕事が忙しいことを自身への言い訳にして、統計の勉強を怠っていました。結果 として、初回に行なわれた確認テストすら解くことが出来なかったために、履修をしないという結果 になりました。もし、この読者の方に来年以降入学を考えている方がいらっしゃいましたら、特に予め基礎的知識の習得は済まされてから入学されることをお勧めしたいと思います。

(もちろん、夏学期中に統計の基礎から勉強をし直すしつつ、履修するという選択肢もありました。また、実際にそのようにされている方もいらっしゃいます。ただ自分の場合は、その基礎からやり直している時間があるのだったら、他の科目の勉強に振り向けたほうが得策と思って履修をしませんでした)

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