このレポートを書いている段階で既にFuquaの1stラウンド、2ndラウンドの合格者が発表されています。このレポートを読んでくださっている合格者の方々、おめでとうございます!私がFuquaに出願したのは3rdラウンドでしたが、あれからもう1年も経っているの?!という程、社会人になってから一番時間の流れが速かった気がします。
先日カレッジバスケットボールを見に行く機会に恵まれました。ダーラムから最も近いアイスホッケー(NHL)チームの本拠地へは1時間、バスケットボール(NBA)、アメリカンフットボール(NFL)へはそれぞれ2時間半かかるため、このカレッジバスケットの熱狂は結構なものがあります。やはり自分の学校のチームが強いと見るのにも力が入るし、応援のしがいがあるというものです。
アメリカは広く、大学の数も半端じゃなく多いので、地理的に近くて、かつ実力が比較的似通 っている大学がリーグ(カンファレンスと呼ばれています)を形成します。このカンファレンスでの結果 によって、NCAA(National Collegiate Athletic Association)のトーナメント(日本で言う全国大学選手権みたいなものですね)に進むことになります。
DukeはACC (Atlantic Coast Conference)と呼ばれるメジャーカンファレンスに所属していて、以下の他大学と戦います。複数の大学がNCAAトーナメントに選ばれ、またテレビ放送(全国放送)も多い大学のリーグがメジャーカンファレンスと言われています。
・Duke
・Maryland
・UNC
・Virginia
・Wake Forest
・NC State
・Georgia Tech
・Clemson
・Florida State
・Virginia Tech
・Miami
また強豪校との試合が近づくと、メーリングリストで「チケット譲ってくれ!」、「一番高い値段を付けた人に売ります」などのメールも行きかいます。試合当日は、学校の回りに「NEED TICKETS」のプラカードを持った人やらパトカーでの警察官出動など、普段以上ににぎやかになります。
さて試合会場へは大学院生用の年間チケットを使って入ろうとしたのですが、Dukeカードという学生証を見せて自分が本当に学生だということを証明しないといけないのですが、Dukeカードを紛失したのを忘れていました・・・。散々英語でまくし立てて頑張ったのですが敵も手強く、「カードを再発行してこい」の一点張り。
最初は、それじゃ試合見られないー!と思っていたのですが、よくよく聞いてみると24時間カードオフィスは開いていていつでも再発行できるとのこと。オフィスの場所を探すのに手間取ったものの、再発行自体は既に保存されてあるデータと写真があるので3分くらいで完了。勤めていた会社のIDカード発行よりスムーズだ!と妙に感心しながら試合会場に急いだのでした。
試合相手はClemson大学。大して強いとは思わなかったのですが、休み明け?だったためかDukeの選手がフリースローやシュートを外しまくって少しフラストレーションのたまる試合ではありました。
このスーツを着て座っているおじさんが有名なコーチKです。NBAのロサンゼルスレイカーズのコーチ依頼を断ったそうでかなり有名人です。MBA入学後のオリエンテーションで彼が講演に来た時の盛り上がりようはすごかったです。当時は「誰、この人?」と正直思っていましたが(笑)。
ハーフタイムにはスポンサー(今回はスーパーのハリスティーター)によるフリースローゲームがありました。ハリスティーターのVIPカード持っている人?と聞かれてそれを持って手を挙げた人がフリースローに参加できて、その結果 によって商品をもらえるという企画です。
さて試合結果は62対54でDukeの勝ち! ずーっと立ちっぱなしでかなり足が疲れましたが、すごく楽しめました。Dukeに来る方は是非見に行くことをお勧めします。この後、宿敵UNCを僅差でやぶり学校は大盛り上がりでした。