こんにちは。キャリアインキュベーション荒井です。
つい先日、日経新聞にみずほFGの大規模業務削減の記事がありました。
1万9000人分の業務量が削減されるとのこと。
MUFGの1万人削減の発表に続きました。
AIによる審査業務の効率化、RPA(ロボティックスプロセスオートメーション)によるミドル、バックオフィスの省人化、FinTechやデジタル活用による店舗の削減などが理由だと思います。
人間が人間らしい仕事に専念できるとともに創造的な仕事や変化に対応できる人材しか生き残れないという厳しい時代に突入しました。
会計士、税理士や弁護士など判例や知識で素人との格差を優位とする仕業もその多くをAIに侵されていくでしょう。
翻って、我々のビジネスはどうでしょうか。
SNSで人材を探し、AIでマッチングすることはもうそこまで来ています。
ダイレクトリクルーティングの普及で求人広告の多くや単純な紹介ビジネスは駆逐されると思います。
複雑で高度なスキルと経験が求められるサーチやハイタッチなプロセスが必要なサーチこそ付加価値が高いと言えます。
また、サーチだけでなく、人材評価を行いチームビルディングを支援したり、リーダーシップ開発を行うなども必要でしょう。
我々は過去、プロ経営者とCxO、極めて優秀な若手タレント(コンサル、PE、マーケティング、事業企画・事業開発など)その領域のみに特化してビジネスを行ってきましたが、今後より鋭く絞り込んで行きたいと思います。
経営者が人と組織について考える時や候補者が自身のキャリアについて考える時に真っ先に相談されるパートナーでありたいと願っています。
そのために私達自身が学び成長し変化していくことが求められます。
身の引き締まる記事でした。
キャリアインキュベーション株式会社
代表取締役社長 荒井裕之