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「本物のリーダーは引っ張らない」を読みました

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こんにちは。キャリアインキュベーション荒井です。

「本物のリーダーは引っ張らない」(著:河合大介)を読みました。
「チームをつくるうえで、ここに書かれていることが、始まりであり、すべてである」
とFRの柳井さんが帯を書いています。
確かにその通りだと思える良書でした。

河合さんは元ワトソンワイアットのコンサルタントです。
私達とは高橋俊介さんの紹介で知り合って20年近くになります。

リーダーとは、
[1]自分が主役ではなく、皆が主役だと考える。
(皆が力を出せる環境をつくることがリーダーの仕事)
[2]いつも自分に指を向ける。
(他責ではなく自責。自分が変わる、成長する)

リーダーは俺がやったやったと自慢したり、うまくいかないと上や同僚や部下のせいにし批判することは良くありません。
また、誠実であることが大切だとも書かれています。
(嘘をつかない、約束を守る、責任感がある、話を聴く、利他の心を持つ)

支援型のリーダーシップですね。

この本の中に、ついていきたくないリーダーの言動とついていきたいリーダーの言動が それぞれ20出ているのですが一部抜粋してみましょう。

《ついていきたくない》
1.梯子をはずす
2.失敗を部下のせいにする 成功は自分の手柄
3.上司面を保つための「否定のための否定」
4.自分の意見・考えを押し付ける
5.話を聴かない

《ついていきたい》
1.期待してくれる
2.必要としてくれる
3.一人前、対等に扱ってくれる
4.思いっきり任せてくれる
5.挑戦させてくれる

この本を読んで反省すると同時に成長意欲をかきたてられる本でした。

リーダーは何も役職者や権威あるものがリーダーではありません。
そこにいる皆一人ひとりがその場所のリーダーです。
全てのビジネスパーソンにお勧めです。

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本物のリーダーは引っ張らない
〜チームをつくる4つの感情スイッチ〜

[著者]河合 大介
[出版社]講談社
[発売日]2018年 11月20日
[内容紹介]
昨今の組織の問題を見るまでもなく、かつてのようなボス的なリーダー、「部下を引っ張ることがリーダーの役割」という時代は終わっている。問題が複雑になり、メンバーの多様性も進むなか、チームでいかに成果を上げていくのか。そうした時代にリーダーに必要なのは、「あたり前」とも言える心配りだった。現代の優れたリーダーはやっている「あたり前の習慣」を、物語の形でやさしく解説。

http://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000276010


キャリアインキュベーション株式会社
代表取締役社長 荒井裕之

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プロフィール

荒井 裕之

キャリア インキュベーション株式会社
代表取締役社長

日本リクルートセンター(現リクルート)に10年間勤務し、営業マネージャーとして活躍。キャリアデザインセンター(東証一部)の創業に参画し、専務取締役、人材紹介会社の社長を歴任し、現在の会社を2000年に創業。30年の人材ビジネス経験を持つ。

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