こんにちは。キャリアインキュベーション荒井です。
最近、雇用の変化に関する記事を頻繁に目にするようになってきました。
年功序列で勝てるのか。
終身雇用を維持できない。
キャリア採用をメインに。
等々。
これは企業間競争が業界を越え、国や地域を越え激しくなっている現代に、戦後の右肩上がりを前提にした雇用の形がそぐわなくなってきているからだと思います。
人生100年時代になり、企業や事業の寿命より、個人の働く期間が長くなってきています。
今年の4月にトヨタ自動車に入社した学生が定年を迎える40数年後に、トヨタ自動車が今と全く同じような会社だと誰が言えるでしょう。
予想もしなかったテクノロジーや競争相手がビジネスモデルを破壊することが当たり前の今、人材の多様化と流動化が必要です。
終身雇用制度は個人をその会社にしか通用しない駄目なサラリーマンにしてしまいます。
個人も企業も変化に対応できる者のみ生き残ることができる厳しい時代になってきました。
いつも好奇心を持ち、学び続け、リスクを恐れず、フレキシブルであることが求められます。
キャリア自律の時代です。
キャリアインキュベーション株式会社
代表取締役社長 荒井裕之