キャリアインキュベーションでは毎月第2木曜日に社内懇親会を開催しています。
今月は弊社のアドバイザーをして頂いている石川俊祐さんに「デザイン思考」について
お話し頂きました。デザイン×ビジネスの領域では今一番旬な方のお一人です。
石川 俊祐(いしかわ しゅんすけ)さんプロフィール
株式会社kesiki
グッドデザイン賞 審査委員
1977年、茨城県生まれ。
Central St.Martins卒業後、Azumi Design Studio,Panasonic Design Company,PDD Innovation UKのCreative Leadを経て、IDEO Tokyoの立ち上げメンバーとして参画。Strategic Design Directorとして数々のイノベーションプロジェクトをリード。BCG Digital VenturesのHead of Design/Strategic Design Directorを経て、現職。分野を超えたイノベーションプロジェクトに従事している。複数の企業のデザイン経営のアドバイザーも兼務している。著書「HELLO,DESIGN 日本人とデザイン」。
そもそも「デザイン」とは何か?「デザイン思考」とは何か?から始まり、石川さんの留学時代や海外勤務での体験や経験、日本と世界のデザインの差、IDEOでのプロジェクトやチームワークの重要性、デザイナーとコンサルタントの違いなどスライドや映像を交え講義を行って頂きました。とても気さくなお人柄で、質問にも一つひとつ丁寧に答えて下さり、今までにない新しい視点を取り入れるための発見と学びのある有意義な時間となりました。
デザインとは決してクリエイティブ系に携わっている人たちものではなく、「なにかの価値を誰かのために生み出す行為」。つまり、「人の潜在的な課題や願望を解決すること」。目の前の仕事も、あたらしい仕事も、人生も、自分でデザインしていくと言う「デザイン思考」がこれからの時代に必要不可欠な考え方だと言う事を学ばせて頂きました。
◆デザイン思考がなぜ必要なのか、従来のコンサルティングアプローチと何が違うのかを体系立ててご説明頂き、理解が深まりました。
◆デザインは何もビジネスモデルや広告のような成果物だけでなく、人と人との話しの仕方や普段行っている業務プロセスの中にも既成概念を壊して創ることができる、ということを理解しました。
◆中高生の子供たちが聞く機会があれば素晴らしいなと思いました。
◆「クリエイティブコンフィデンスを持つ」という視点で、普段の仕事の進め方、クライアントへの提案内容など、既成概念に縛られずクライアントが困っていることに真摯に向き合って解決策を導くことを心がけたいと思います。
◆自ら問いを立てることや、そもそも論で考えることなど、少し忘れかけていたので、大変刺激になりました。
【石川さんのインタビュー記事はこちらをご覧ください】
〇デザイン/デジタルコンサルファームインタビュー
AnyProjects inc(前編)
AnyProjects inc(後編)
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