投資銀行に求められる人材
企業経営における一大イベントをファイナンスの側面からサポートする投資銀行業務は、多くのステークホルダーとの柔軟な調整力やコミュニケーション、高度な財務スキルやタイトなスケジュールでプロジェクトを推進するタイムマネジメント力、ストレス耐性、また長時間勤務に対する適応性が必要になります。
そのうえでカバレッジ、プロダクトにより若干の違いは御座いますが、国内、海外上位大学卒の20代前半~30代前半がメインターゲットで、公認会計士や財務・会計系の資格(簿記、証券アナ等)保有者、類似業務経験者の通過率が高く、下記が各ラインの採用ターゲット一例になります。
▼ カバレッジバンカー
各業界TOP10程度の企業に在籍し一定程度の企業財務・法務・税務・会計等の知識を有する方。営業経験は尚可。
▼ ECM
類似業務(資金調達等)経験者
▼ DCM
メガバンクのプロタクト部門在籍者もしくは法人融資業務経験者、大手事業会社財務部門、有資格者であれば金融リテール営業も可
▼ M&A
公認会計士、銀行プロダクト(プロファイ、LBO尚可)在籍者、商社等での投資関連業務経験者、事業会社でのM&A関連業務経験者
[語学力]
外資系は必須要件としている企業がほとんど(英語インタビューあり)で、日系は尚可要件となります。
しかしながらクロスボーダー案件のアサイン等を考慮すると、語学力が選考に有利に働くケースも御座いますのでスコアの獲得等を強くお勧めしております。
投資銀行採用事例(ポテンシャル、キャリアチェンジ)
カバレッジ
・国内大手製造業/財務部+USCPAホルダー(営業未経験)/20代中盤
・メガバンク大手事業会社向け法人融資担当者/20代後半
・製薬メーカー営業/20代後半
・証券リテールトップセールス+証券アナリスト/20代後半
キャピタルマーケット
・メガバンク法人融資担当者/20代中盤~後半
・事業会社財務部(新卒配属)/20代前半
M&Aアドバイザリー
・公認会計士(監査経験のみ)/20代中盤~30代前半
・総合商社管理部門(財務、リスクマネジメント部等)にてM&A関連業務/20代後半~30代前半
・事業会社企画(財務、経営企画)+USCPA/20代中盤~20代後半
・戦略コンサルティングファーム+英語力上級/20代後半
・メガバンクプロダクト(審査部、LBOローン等)部門/30代前半