パイオニア株式会社(以下「パイオニア」)とコールバーグ・クラビス・ロバーツ・アンド・カンパニー・エルピー(関連企業その他の関連組織を含めて、以下「KKR」)は、本日、パイオニアのDJ機器の開発・製造・販売に関する事業(以下「DJ機器事業」)を会社分割の手法で切り出すことにより新たに設立されるパイオニアDJ株式会社(仮称)(以下「パイオニアDJ」)について、株式譲渡契約を締結し、両社がパイオニアDJの株主となることに合意したと発表。
今回の合意に基づき、KKRは、持株会社となるPDJホールディングス株式会社(以下「PDJHD」)を通じて、パイオニアDJの発行済株式の全てを約590億円で取得するとの事。パイオニアは、PDJHDの第三者割当増資を引き受け、一連の取引を通じて、KKRがPDJHDの株式の85.05%を、パイオニアが株式の14.95%を保有することになる模様。
パイオニアのDJ機器事業は、DJ向けCDプレーヤーやミキサー、コントローラー、ヘッドフォン、スピーカー等のDJ機器の開発・製造・販売を行っており、圧倒的なブランド力と技術力、収益力を誇る同事業の商品は、世界中のトッププロDJおよびアマチュアDJに幅広く愛用されており、DJ機器市場において抜群の認知度とマーケットシェアを有している。
パイオニアとKKRは、それぞれの持つ経営資源、強固なブランド力や技術力、グローバルでのテクノロジー/メディア業界における投資経験やネットワークを活用し、パイオニアDJの更なる成長を目指す。
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